思想

精神医療国家賠償請求訴訟ー伊藤時男裁判❣

精神医療国家賠償請求訴訟ー伊藤時男裁判 40年間さしたる病状もないまま、退院させてもらえなかった。 毎日鶏小屋の糞の掃除に行かされ、いつしか退院をあきらめてしまった。 ところが、伊藤さんにあの大災害が希望を実現し、人生をとり戻してくれたのでした…

ウクライナ戦争二年、戦況硬直化の中の支援について

各地の数か所の市民団体から、二年たってウクライナ戦争に対するコメントを求められた。 私のような素人に求めるのは、初発のウクライナ戦争論が、恥ずかしながら専門家の発言に拮抗するものとして理解してくれた「現場」の妥当性があったものと思う。 ただ…

告知 鈴村稔ウクライナ支援展(在日ウクライナ大使館後援)ー京都個展の案内

【告知】 ウクライナ支援展-京都個展 鈴村稔のウクライナ絵画展と ガリーナ・シェフツォバの陶器展 余興 松崎 稔の俳句朗読 後援 在日ウクライナ大使館 協賛 レストランキエフ 075-525-0860 期間 2024年2月27日(火)~3月3日(日)、10時30分~18時 場所 祇…

エリートの陥穽ー例えば上野千鶴子女史のこと

ずうっと友達の推薦に上野千鶴子が出てくる。 微妙やな。 余り好きでも嫌いでもないから、彼女を認知していてもさほどのことを識るわけではない。 もう早いもので10年も経つか、パク・ユハの「帝国の慰安婦」が出た後、パクを招いて大きな講演会が催された。…

火山優君に連帯し、「医療保護入院措置」を撤廃せよ❣

人権意識の低い日本人、火山優君の告発に強く連帯し、「医療保護入院措置」撤廃を❣ ファション化しているリベラル派が、ウィシュマやブラックの外人問題にはワイワイ騒いで、さも人権意識高い系を装う詐欺師ばかり。 日本のあなたの隣で人権を抑圧されている…

地獄の滝山病院朝倉院長と朝倉孝二理事が退任、法的責任を問わないとまた虐待病院を造るぞ❣

患者虐待の八王子・滝山病院、院長と理事長が辞任へ 看護師ら5人立件の監督責任とり 2024年1月31日 20時59分 出典 東京新聞 東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」での看護師らによる患者虐待事件で、病院は31日、管理監督責任を認め、朝倉重延院長と運営…

次の原発被災で全滅する町はどこだ?ー志賀原発の被害の「想定外」❣

<社説>地震国の原発 安全な場所はあるのか 2024年2月7日 07時42分 能登半島地震で最大震度7を観測した石川県志賀町は、原発のあるまちだ。北陸電力志賀原発=写真、本社ヘリ「わかづる」から=は、こう問いかける。世界有数の地震国日本に、原発を安全に動…

桐島聡(反日武装戦線)の存在自体の革命性と重さ

桐島は残念なことをした。 よく逃げ切ったものだ。 私は爆弾を作ったことよりも、この生きざまを評価する。 多くの党派活動家が、活動後刑に服して、禊が済んだとばかりに相変わらず左翼崩れのでかい面をして生きてきたのに比べ、立派である。 その過激さで…

官邸は、パレスチナジェノサイド停止まで半旗を掲げよ❣

宮田律さんの記事で、大事な知見を得た。 大事なところなので、以下に結論部を引用しておきます。 * * ヨルダン川東岸・西岸全域がユダヤ人国家の領土であるという修正シオニズムの思想を広めたのは旧ロシア帝国オデッサ(現ウクライナ領オデーサ)生まれ…

2024年新年あけまして狂濤なり

明けましておめでとうございます。 新年早々、地震、海上保安機衝突事故と不穏なトラブルが続きます。 今年の政治社会の狂濤か黙示か⁉ 崩壊した日本を再興するには、わけーもんには任していられねー。まだまだ口出すぜ、と気だけは意気込んでいます。 私の主…

「九条保守」から「九条インターナショナル」へ❣

完全に、言論界は混乱し分断されてきている。 世界は悲惨だが、私はやっと日本言論をみてニヤニヤワクワクしている。 ・ウクライナ戦争で、ロシア擁護をしてきた若い連中が、パレスチナ戦争をみてとうとう周辺国は協調して軍を組織し、VSイスラエル戦に入る…

左翼活動家の「強い」「弱い」の評価基準でいいのかー重信房子回顧録へのある元活動家の感想より。

今朝は忙しかった。 学童交通安全見守り隊に参加。 登校の子供たちの表情はさまざまだ。 友達同士はしゃぎながら元気いっぱいの子、生真面目な顔でさあやるぞと緊張の子、ふざけながらおっちゃんにジャンケンを仕掛けてくる子、何か嬉しくなってくる。 元気…

北朝鮮帰国事業判決(2023.10.10東京高裁判断)

原告川崎栄子他5名(脱北者)。 被告北朝鮮に一人約1億円の損害賠償請求。 1959年~84年在日朝鮮人93000人が北朝鮮へ渡った。 北朝鮮は未承認国のため国際法上の「主権免除」規定は及ばないとして地裁へ差し戻し、日本の裁判所に管轄権があるとした。 【訴…

ネグリのマルチチュードは「世界市民=流民」と再定義しようー2つの戦争からー

パレスチナ戦争もそうだが、イスラエル国民は右派=ネタニエフを倒せないだろう。 (本日11/29のニュースでは、大統領の適任者としてネタニエフより元国防相野党党首が支持率3倍だと。理由はよく分からないが、パレスチナ和平というより、おそらくハマスに…

男性&女性スキャンダルを起こす政治家は、弱者に優しい傾向?

さあ、70歳に突入する人は、ためになる和田秀樹先生のお話を聞きましょう。和田さんは、橋下徹を演技性自己愛症候群と診断して、訴えられました。しかし、橋下のスラップ訴訟は見事に敗訴、橋下徹がまぎれもない人格障害であることを周知に知らしめたので…

映画「月」の虐殺犯「さとくん」は、私たちの「常識」に基づいたのだ❣

「24時間テレビ」に出られる人、あとはパラリンピックに出られる人、で止まってるんじゃないか、それ以外の人たちの存在については無視されているんじゃないか。それから、この事件が人間存在の根源的な問題を孕んでいるということをおそらくみんな何となく…

日本のナチズム的精神医療を告発❣ーWHOミッシェル・ファンク氏

ファションでしかない日本人の人権感覚、権力と一体化する国民のナチズム=優生思想に、WHOが警告 精神科病院大国の日本で頻発する身体拘束にWHO担当者が「NO!」 感情的トラウマが死につながることも 2023年10月23日 12時00分 東京新聞 世界保健機関(WHO)…

政治運動(批評)における三段階論

一つの政治事件を語るとき、私は次のように区分けしている。 特に戦争には。 武谷光男や宇野弘藏のように、方法として三段階論をとる。 原理論、段階論、状況論である。 原理論だけしかない場合は、かつての党派の内ゲバを招く。あるいは連合の共産党拒否も…

イスラエルのパレスチナへのジェノサイドを止めろ❣❣

イスラエルは解体して、アメリカとイギリスに国民を移民として回収するしかないのではないか。 前回ハマスの人質作戦は、今の「世界市民」の感性に馴染まないと述べたが、報復のイスラエルは更に唾棄すべき右派政権の蛮行だ。 ロシア同様、国連決議を無視し…

冗談じゃなく重信房子君の「ハマスVSイスラエル」和平交渉を期待する❣

歴史的に視れば、圧倒的にパレスチナの正当性と同情があるだろう。 しかし、今回のハマスの民間人殺害や人質作戦は、マイナスの効果をもたらすだろう。 時代は 3.11テロや「イスラム国」や自爆などなど、その残虐性の時代を経たなかで、勃興しつつある「世界…

ジャニーズ事務所(新・スマイル‐アップ)記者会見ーメディアによる日本権力構造の露呈

以下の記事は、下段が10月3日、上段が10月4日です。 このジャニーズ事務所の男色強姦魔事件にあまり興味はなかった。 というより、外国メディアに突っつかれて騒ぎ出す日本のメディアのいつものバカバカしさ、この程度の性犯罪より、未だに障害者や精神病者…

「共生」ではない、「共活」が障害者と共に生きる価値概念だー闇の仕掛け人広瀬浩二郎氏

佳い詩です。 * 闇の反撃 僕たちは闇の大切さを忘れてしまった 見えないものを見えるようにすること、 闇を光によって駆逐することが 文明化として賞賛されてきた ある全盲の社会事業家は自己の失明体験を「光は闇より」の語で総括した それは悲しみや辛さ…

遅ればせながらM.サンデル『これからの「正義」の話をしよう』を入手❣

今日は肝心の本を忘れて書斎へ行ってしまった。 そこで、久しぶりにぶらりとショッピングセンターにある書店へ行った。 知らない発行所や文庫本シリーズが在ったり、もう古い人間だと改めて知らされた。 で、サンデルの『これから「正義」の話をしよう』(早…

外国からしか社会は変わらないのか⁈ーフランスの虐め対策と韓国のプラスチック弾

社会はわずかに進んだ。 やっとかとため息混じりに喜んだ。 ただ日本からではない、いつものことだ。 諸外国の真似しかできない、諸外国の圧力でしかできないのが日本だ。 フランスの改革。 フランスでも子供のいじめが多く、自殺少女まで出ているのは日本と…

笹川親子と財団をめぐる感想とそれをめぐるマイ事件

(2023.8.27) U氏の「笹川良一=右翼=悪人」評価と批判にコメントしたものを転載しておきます。左派ステロタイプの典型のような気がしましたのでーー悪しからず。 戦前右翼運動は注意を要します。私は右翼や保守と言われる人物の複雑さを理解し、左派のよう…

戦争が日常の中にあることを詠う俳句、恐ろしくも見事だ❣

自分のブログを編集整理していたら、昔の記事にいいものがあった。 もったいないから、抜粋を一つだけ紹介させていただく。 前回の記事ー敗戦記念日の意味についての続き。 板間恒子さんという俳人の作品。 戦争は牛乳瓶の色変える いままで戦争を詠んだ句は…

いやでも虚像を創られて、その中に生きるネット社会の怖さ⁉

単著を一冊でも出しておくべきだったとつくずく思う。 ネット上のデータ消去をしていると片手間にやっていた俳句の片鱗ばかりだ。 反戦平和の批評、また哲学の一部がライフワークだと自認しているのだが、そうした論稿の方が多いのだが、狭い同人誌レベルに…

セロヒー・プロヒー教授(ウクライナ人)のウクライナ戦争の本当の理由❣

大変納得できるウクライナ人自身の見解です。 筆者がウクライナ戦争勃発当初からの基本的認識を共有するものです。 以下朝日新聞デジタルのセルヒー・プロヒー教授へのインタビュー記事です。 いかに日本の引退外交官や反米原理主義者や親ロシア利権派や乙女…

フランコ・バザーリアのマニコミオ廃止という革命を讃える!!

6月21日(水) 今日はケアマネと今年度の治療改善のプランを作りました。 6000歩歩行は昨年度達成したが、体調を崩すことはしばしば。 体重が一気に10㎏太って、体形が戻りはしたが、筋力が落ちているので、筋とのバランスがとれず下半身に痛みしびれが随時発…

ビートルズとその後の東欧諸国の動き

今夜(2013.6.19)の「映像の世紀」はよかった。 書き始めると止まらないくらい色々思い出があって、寝れなくなりそうだから止めとく。 一つだけ忘れないうちにメモしておこう。 ジョン・レノンが、ビートルズは60年代という時代がつくった、自分たちがどうこ…