思想
今日は久しぶりにほのぼのした一日でした。 マックで中学生女子二人が、いきならチキンナゲット二切れを持ってきて、食べてくださいと差し出してきた。 こんな爺さんに優しい声かけをしてくれるとは! みれば一人は石原さとみ似の超美人ではないか! 嬉しくて…
塩川伸明(東大名誉教授)さんの論稿(Facebook)本日読了。 A.『ウクライナとロシアーソ連解体後30年の歴史を振り返る』、 B.『ペレストロイカとウクライナ』(『歴史学研究』6月号) まず塩川さんの名前を知ったのは、「社会主義とはなんであったのか」という本…
図書館で久しぶりに新聞というものを読んだ。月に一度読めばいい方になってしまっている。 久しぶりに接すると、なるほど便利でこれは大変なものだと改めて思う。 中で作っている時代は、ルーティンだからこんなものだと毎日ボーと過ごしていたが、毎日とい…
画家で早稲田大ドロップアウト塾の教授内海信彦さんは、ウクライナ戦争開始から、期せずしてまったく同じ内容の批評を行ってきた同士です。 何度もドイツ、ポーランド、東欧を訪問し、ナチズムの強制収容所を訪問。そこでの絵画パフォーマンスで現地の人びと…
核兵器なんかなくならないよ、簡単に。 反核エセリベラルは、岸田が失敗だとかなんとかいってるけど、セレモニーとしては成功なんじゃないか。支持率あがってるものね。 被爆者団体員が、岸田のまとめを批判したら、子供が僕たちはじゃあどうしたらいいのと…
加藤登紀子と佐藤勝の対談を観ていて、やはりなと思い付きが確信に変わった。 ウクライナ戦争論も各方面からほぼ出そろって、わたしが勃発初期に書いたものよりはるかに確定的経緯や事実が明らかになってきた。 しかし、初期に勇気ある見解を発表した(間違っ…
深草徹元弁護士の論稿(Facebook)です。 以前にも、知識人たちのウクライナ戦争即時停戦の呼びかけを批判しているものを転載させていただきましたが、より九条からなぜそれが九条の趣旨から逸脱し、間違った平和論を普及させ、ひいては国際平和秩序の再構築を…
泉房穂さん、戦後やっと「市民が味方」といえる政治家がでました。 「市民の味方」を標榜し、一生懸命頑張る政治家はいましたが、「市民が味方」の政治家はいなかった。 しかも東大出身で弁護士というエリートなのに、けっして理念で正義の実現を訴えること…
木村真さんが当選しました。投票獲得数では確か4番目くらいです。 皆様のご支援に、木村さんも丁寧にお礼を仰っていました。 ありがとうございました。 これから4年間今まで通り頑張って欲しいものです。 なお、維新の会が9議席、2増となり、私は危機感を持…
木村隆二の犯行動機が徐々に推測できるようになってきた。 参院選立候補を目指したが、年齢30歳制限に抵触して、立候補叶わなかった。 地元の元自民党議員の政治報告会に出席し、質問していた事実も明らかになった。 しかし人が我を忘れて暴力をふるう時は、…
木村隆二は川西市からまざわざ和歌山まで遠征してきていたのか。 志は立派であるが、山上に続くには適確に発煙筒でもいいが岸田総理に当てなければいけなかった。 或いは、煙幕が張られたときに、刺殺するつもりだったのか。 発表では刃物はもっていなかった…
以下に取り上げたのは、深草徹氏(元弁護士)の鋭利な「日本平和論」批判です。 小生のウクライナ戦争直後からの主張に完全に同期する見解です。 日本には、ロシア片思い派、旧ソ連懐古派が、亡霊のように平和論者やリベラルの顔をして徘徊しているのです。 プ…
内海信彦氏のFacebook(内海 信彦 | Facebook)の記事へ、あまりに秀逸な「宇沢弘文論」だったのでついついコメントを書いてしまった。 ほー、小幡績さんという方は存じ上げませんが、資本主義の後は中世だ、という見通しはほとんど同意できます。小生も、トッ…
ウクライナ戦争に関する詳細な書物が出そろってきた。 全ては読めないが、それぞれがロシアかウクライナに軸足をかけながら主張を書いている。 管見の限りでいえば、小泉悠氏の書いたものが、小生の知りたいことにかなり答えてくれているように思う。 彼は、…
中井久夫を読み続けている。 『最終講義』は秀逸でありました。 中井が神戸大を退官する折の最終講義です。 中井のことは、精神医学以外の人たちにもよく知られ、エッセイには貴重なものが多い。 生涯を精神分裂病=統合失調症の患者の臨床に捧げて得たエッセ…
この記事は、2018年3月3日にFacebookに掲出した過去記事です。 久しぶりの旅。 望月城は、中山道29番目の望月宿の山城として、その痕跡をとどめる。 信濃の豪族望月氏の領地。周囲には、滋野氏、村上氏、海野氏、真田氏など中世から近世に活躍した豪族たちが…
前回(3/28)、ノーベル賞作家アレクシェービッチと金平氏の長いインタビューを乗せておいた。 アレクシェービッチの作品はまだ読んだことがないが、このインタビューでとても共感をもった。 彼女は日本人のプーチン観もウクライナ戦争についても、私の主張に…
体調がこの間いいので、今日は雨の中、セブンシアターまで行きました。 高橋伴明監督「夜明けまでバス停で」観てきました。 やはり人気が高く、ロングランとなっていました。 もうほとんどの方が観たと思うので、簡単な感想を一言。 よかった、監督のモチー…
孫崎享の「ウクライナ戦争と新自由主義の行き詰まり」という、1/22新社会党新春講演会を見ていたが、相変わらず反米健在なりだ。(YouTube) 反米を言いたくて、ウクライナ戦争のロシア擁護をしている場合ではないだろう。 ツッコミどころ満載。 締めくくりが…
昨日、大阪公立大学の竹林崇教授のセミナー、「脳卒中後のリハビリ療法」を聴講。 人間の認識がもう古い古いと言われているようで、とても教示を得た。 昨年一年間、寝たきりから車椅子、その間痛みにたえられず自殺企図、その後運よくリハビリで日常生活に…
新井勝喜首相秘書官が更迭。 時代は明かに変わってきてはいる。 外人からすると、日本は比較的人種差別も性的マイノリティー差別も重症ではない、と言われている。 確かに、難民への入管の差別、精神障害者への国民の「無視」という酷い人権侵害以外は、確か…
経済学者の浜矩子(同大大学院教授)さんが、またまた絶妙なあだ名をつけた。 その的確さに唸ってしまった。 そう岸田総理のことだ、 「鮒侍」と命名したのである。 アベノミクスほ「アホノミクス」と批判したのは浜さんだった。 またたくまに、その本質的アホ…
鈴木邦男が死亡したらしい。 遅ればせながら語れば、 どうしてそんなに鈴木邦男ラブの追悼文が多いのだろう? 晩年は結局戦後肯定というか、戦後民主主義のなかで左派と似たようなことを言っていたという印象しか私にはなく、異様な感じだ。 確かに年老いてあ…
れいわ新選組の議員議席を一年ごとにローテーションするという方針に、ゴタゴタいう人がいるが、私から見れば左派権威主義に固まったクズだと思う。 太郎が言うように、禁止条項はないわけで、議会がいまのように硬直化、ただのセレモニーになって、民主主義…
画期的な裁判が開始されます。 精神疾患者の「強制措置入院」は警察、行政、医師によって強制入院ができる措置です。 本人の同意も、家族の同意もいりません。 あまつさえ、隔離拘束するにも拘わらず、裁判所は一切介在しません。 10年ほど前、佐賀県でパニ…
戦争「武力以外が8割」 サイバー防衛、日本は法整備脆弱 サイバー戦争・日本の危機(1) サイバー防衛 2022年12月20日 2:00 [有料会員限定] 多様な観点からニュースを考える 小泉悠さん他2名の投稿 9月には日本政府に親ロシアのハッカー集団「キルネット」が犯行…
久しぶりに感動した、 シアターから帰る途中、全く記憶を失くしている。そのまま映画の世界を出られずに没入していたのだ。 この圧倒的な迫力と崇高な感情はこれを書いている夜中まで続いている。 もう五、六年前に上京した折、太田昌国さんと会うと、今上映…
新年明けましておめでとうございます。 本年も激動の暗い時代が予想されますが、 せいぜい己の劣化を食い止めるべく、皆さまの啓蒙にすがりたいと思います。 宜しくお願いします。 さて、大晦日から元日にかけて、NHKの報道ばかりチェックしていましたが、ひ…
柄谷行人がバーグルエン賞を受賞したようだ。 聞きなれない賞だが、最近できたアメリカ人が設立した賞らしい。 アメリカにもマルキストに賞を与えようなどとする好事家がいることに少し感動した。 柄谷はブントの理論家として記憶しているので、党派嫌いな私…
「敵基地攻撃能力」保有に関しては、安倍政権下でイージス・アショアの配備をはじめとして、2020年に論議は開始されて今回集大成といったところだ。 (詳しくは「奔」no5所収、杉原浩司著『「敵基地攻撃能力」保有論を排し、今こそ強力な軍縮運動を』参照のこ…