久しぶりに街を歩くと「現代」が凝縮している。

街まで本を取りに行ってきた。たまに街に出るといろいろ出くわす。

地下鉄改札口を出ようと急いでいると、前の女性が急にスマホを見ながら速度を落とした。
おもわずつんのめって手で背中をタッチしてしまった。
まだ腰のサポーターを撒いたままですから、急停止のダメージをしないように庇ってしまうのですね。
すると女性は立ちはだかるように向き直って、私を睨みつけた。
わたしはヤバイ、痴漢に間違われていると思ったので、狂暴な動物とは目を合わせたらいけないとテレビでやっていたから、知らんぷりして真直ぐ通りすぎて事なきを得た。

頼むから若い女は、歩きスマホ止めて欲しい。
混雑した通路では、ぶつかるのは当たり前ですから、少々ぶつかったからといって、痴漢扱いは止めていただきたい。
デリケートな部所なら仕方がないが、背中ですからね。

次に本屋に頼んんでいた本が、同名の題で別物だったがしかない、読んでみようと購入してきた。
著者、版元ともに伝えたつもりだが…。

次に30年前からの贔屓の文具店FUKUYA梅田点が閉店となる。
参ったね、ここはほとんどの商品が半額なのだ。
今日も1000円の4色ボールペンを500円で購入。
文房具品好きのわたしは、目新しいものを見つけのが趣味なので、大変残念だ。

帰りにまた奇妙な女に遭遇。
地図の前でジッと捜すおばちゃん。
思わずどこ行くの、と声をかけるが、にやにや。
外人かと英語でしゃべりかけるがにやにや。
日本人かとまた訊くがにやにや。
ようわからん。

次にまたスレンダーな若い女性二人(中国人姉妹か)、
改札出口前で、人の流れが混乱するのもどこ吹く風、地図を見て立ち尽くしている。
余りに危険で迷惑行為なので声をかける。
どこ行くの?
日本語分からないようで、
指で地べたを指さして何か言っている。
どこ? どこ?
あーここは何処かと確認しようとしているなと思ったから、
英語で、ここの駅はUMEDA、と説明してやると安心したようで頷いていた。
おせっかいだったかもしれないが、一言お礼でも儀礼的でも言って欲しいよね。お礼を言うのは日本のマナーなんだから。

地下鉄に乗ると、あいかわらず老人を無視して優先席は若い女性で占拠されていた。
座っていたのはかなりの美人なので幻滅だ。

優先座席のステッカーはあかんと何度も言ってるのにね、
沈んだ濃いブルーだからほとんど見落とす、立ったまま窓を眺めていると初めて優先席であることに気づく。

大阪メトロ何度いっても一顧だにしない。
阪急はシートの色変え車両に入れ替えていきます、表示ステッカーも検討します、と回答しているのに、大阪メトロはなんの反応もない。

ということで、街に出たら、女に気をつけろ、というテーゼ導かれるのでした。

くだらない話をお読みいただきありがとうございました。