とうとう韓国大使館に、猟銃弾と脅迫状が送りつけられたとのこと。
恐ろしい日本人の暗いアジア的共同体心性は、時代を超えて脈々と日常意識の
無意識を流れている。
なんとか、日韓両国民も政府(国家)と国民は違うものだと言う認識が普遍化
してきたかなと、片方では好ましく思っていたが、まだまだだなとがっかりさ
せられる。
反日で韓国民が沸騰するといいながら、今や日本の方が「一枚岩」で、政府、
議員、マスコミ、庶民が韓国ヘイトを心情的に支えている。
でなければ、週刊ポストの「韓国はいらない」などという特集が売り切れに
なるわけがないのである。
そんな中で、ドイツは戦後日本とは違う対応をしてきたことは間違いない。
これはアメリカの戦後世界秩序の政策の違いが、主要な原因をつくったわけ
だが、それでもドイツ国民の努力と歴史への自覚的責任の在り方は、見習う
必要がある。
右翼やしたり顔保守主義は、ゴチャゴチャ日本の正当化を図ったり、左翼は
ドイツは謝罪したと言うが嘘だ、ドイツは謝罪はしていないなどと主張する
が、以下のニュースと、近隣諸国との友好的関係をみれば、明らかに日本の
対極にあることがバカでも理解できるだろう。
もちろん日本だけの問題ではなく、韓国のナショナリズムの在りようも困っ
たものではあるが、少なくともテーブルにつき、対話で妥協点を見つけてい
くしかないことは、何人も否定できないだろう。
そこに、日本が戦後処理の筋論と平和への一貫した態度をとれば、韓国内部
にも、世界の諸国も日本の正当性を認めるだろう。
安倍政権でいきなり個人補償も日韓協定で放棄していると解釈変更するよう
な恣意性は国家として安易すぎる。それまでの従来の政府見解(個人請求
権は除外)を変更するなら、しかるべき説明と相手国との交渉と合意が必要
であっただろう。
いまの安倍政権のような幼稚な、無理念的外交では日本人が恥をかくばか
りである。
実に残念だ。
式典は1日、最初の爆撃地、ポーランド中部のビエルンや首都ワルシャワで行われ、ポーランドのドゥダ大統領をはじめ、ヨーロッパ各国の首脳やアメリカのペンス副大統領らが参列しました。
ポーランドは80年前の1939年9月1日、ナチス・ドイツに侵攻され、その2日後にフランスとイギリスがドイツに宣戦布告して第2次世界大戦が始まりました。
式典ではドイツのシュタインマイヤー大統領がポーランド語で「過去の罪の許しを請う。われわれドイツ人がポーランドに与えた傷は忘れない」と述べて謝罪しました。
これに対しポーランドのドゥダ大統領は「最も大切なことは大統領がここに参列していることだ」と応え、鐘を鳴らして平和への誓いを新たにしました。
一方、ポーランドは第2次世界大戦で旧ソビエトにも侵攻されましたが、ドゥダ大統領はロシアのプーチン大統領を式典に招待せず、「帝国主義がいまだヨーロッパに残っている」として、ロシアによるクリミア併合を批判して警戒感を示しました。