■左右両派協同講演会「貧困、テロ」

来る4月8日に、左右の論客が激突する。
といっても、つまらない右派ではない。あの江藤淳の愛弟子で、文芸批評家で自称右派の山崎行太郎氏が登場する。


氏のブログを読む限り、どこが右派なのかよくわからない。
わたしは左派を自認してきたが、氏の言説に全く異論が(今のところ)ないし、ことごとく頷けるのである。


特に、大江健三郎の「沖縄集団自決裁判」での氏の小林よしのり等の軽薄な右翼言説への鋭い批判は、左右などという区分けを無意味化するものである。


事実、氏のわたしのコメントへのレスは、「左右という区分けではなくて、いかに深い思想であるか」が問題なのだと述べている。
まことに思想家というにふさわしいスタンスだと思う。


左派の出席者は、雨宮処凛と佐竹信、どっちかよくわからない佐藤優
「週間金曜日」と「月間日本」の協同作業ということのようだ。
雨宮と佐竹では、左派はいかにも見劣りがするが…。


東京の友人たちは是非出席をして、また報告を聞かせて欲しい。
山崎行太郎氏のブログに当日の案内が載っているので、ご案内しておきます。
  http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20090317/1237292876