日本郵政西川更迭問題を伏せるマスメディア

日曜日の「たかじん何でも言って委員会」を見損なったので、YouTubeでみたが、期待はずれだった。


この時期、国民が固唾をのんで見守っている西川社長更迭問題をめぐる論議が取り上げられるかと期待したが、欠片もなかった。
当然、俗流右派論者とシーラカンス田島洋子たちだから、西川一派の売国的私物化を糾弾するかと思ったが、全くネタとして取り上げていなかった。


夜は「たけしのTVタックル」もこのネタをやるかと思ったが、みごとに今時必然性のない少子化問題をダラダラと続けていた。
たけしの司会も芸が最近さっぱり冴えないが、本人は映画監督の大先生になったと錯覚して、こんな司会業は余技だぐらいに思っているのか?最近のたけしをみていると、堕ちたものよと不快になる。


小沢下ろしの最も熱心な日テレ(読売TV)や朝テレだったから、当然といえば当然だが、これほど政権与党の奴隷になりさがると、わたしのような舞台裏に興味のないものにまで、疑問をもたせ、よほど小泉竹中改革でTVもいい目をしたのだろうと勘ぐってしまう。


資本金3兆円という100%日本国が株主の企業を、オリックス、旧住銀系人脈、トヨタ、キャノンなどの限られた「小泉竹中ファミリー」が二束三文で簒奪し、国家財産の簒奪過程で西川社長の入札方法に背任があったとして刑事告訴されている事件である。
これほどの疑獄事件を、何故TVは特番を組んで連日報道しないのだ?!


しかし、常識的に考えれば、刑事告訴された段階で普通の企業であれば不祥事として当然社長は辞任するか解任が当たり前。
ここにこの国策会社の異常さがある。


考えれば、きれいに財産処分してゲンナマが懐に入っていないということで、ここは何が何でもゲンナマにしてしまおうという強力な裏人脈のプレッシャーがかかっているとしか思えない。それは誰なのか?


この破廉恥な騒動の最中に聞こえてきたのは、奥谷禮子の人材派遣会社「ザアール」が、日本郵政社員研修を6億円で受注したという話。
創価学会の奥谷もこの利権に絡むハイエナだったとは、日頃の言動が全て色あせてくる。女性の味方のふりをして口入れ稼業を広めてきたが、昔も今もやくざのすることで、奥谷が美辞麗句を尽くす影でどれだけ泣いている女がいるか知っているのか?


かつて経営者は一流といわれたが、モラルをなくし、創意工夫ができなくなり、税金で食わせてもらったり国家財産を詐欺同然に簒奪するようになった。まあ自民党政治はそうして政官財一体となって甘い汁を吸ってきたから、以前と同じことをしているだけ、何が悪いという開き直りが西川社長の居座りからは透けて見える。


それにしても、こういうとき右翼は「売国奴」とかれらを糾弾すべきなのに、街宣車を走らせたという噂も聞かない。
小泉や西川がからんでいると、広域暴力団住吉会系の右翼がにらみをきかせて、金が落ちるのをまっているのかもしれないなどと妄想してしまう。


なお、われらがスター、保坂展人議員のブログにこの自民党内の暗闘が詳しく書かれているので、紹介する。(本人承認制なので、アクセスできない場合があります)

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/f272c6beb82fc6462a1b1e9688efbc0c/1a