ダメ西川にダメ郵政グループ労組

TVのニュースで僅かに流れた西川社長の郵政労組での演説。

悪代官が、ヤクザの祭日に日ごろの裏家業を通じて、大変ゴロツキには世話になっているのでお礼の挨拶をしている、そんな印象でありました。


もちろん、悪代官は西川社長、ヤクザは労組ダラ幹、ごろつきは組合員。
ここではみごとに国民のことが無視されて、この悪のトライアングルでこれからの民営化の甘い汁を吸いあっていきましょうね、と固く約束し合ったのでありました。


まあこのデタラメな西川一派の経営に、異を唱えずに西川社長に演説させる段階でもう労組はアウトです。


わたしのような庶民にはどのような事情があるか委細はわからない。しかし少なくとも800億円の国民資産を100億円で売り飛ばすことに疑問をもたず、抵抗もしないような労組とは何のためにあるのだ?


もう西川一派と裏取引して、完全雇用確保を条件に民営化をスルーさせたと憶測せざるをえません。事実そのようでありますが。


その上、完全な西川ワンマン体制により、独断専行の利権配分が進められてきたにもかかわらず、労組がまったをかけた国民運動を展開しようなどという話も聞こえてきません。おかしいな昔の全逓は何処へ行ったのだ?とHPを観ると以下のような綱領が掲げられてあるではありませんか。


4.私たちは、働く者の社会的、経済的地位の向上をはかり、組合員の雇用の安定と労働諸条件 の改善に向け、合法的な手段をもって運動を推進する。


5.私たちは、労使の信頼関係に立脚し、日本郵政グループの健全な成長発展が雇用の安定と労 働諸条件の向上につながることを前提に、産業民主主義の原則に立って生産性運動を推進す る。


「組合員の雇用の安定と労働諸条件の改善に向け、合法的な手段をもって運動を推進する。」わけだから、民営化で旧国鉄のように解雇しさえしなければ何もいいません。


「労使の信頼関係に立脚し」ますので、経営陣が少々悪事や背任行為があっても、密室でコソット報告していただいて、何か色よい利益供与をしてくれれば、信頼関係は維持されるのです、といっているように読めてしまいます。


要するに、あの輝かしい栄光の全逓はいまや経営陣、それも悪代官西川善文のようなこわもてには完全に尻尾をふり、自分達の保身のために一緒になって国民の資産をハゲタカに売り飛ばす「労働者」のふりをした薄汚い女衒になりさがっているのです。


郵貯などの国民資産100兆円以上が、米国ハゲタカについばまれ、郵政の役員や社外重役の企業だけが、見返りに米国との輸出で利益をあげることができるわけです。


国民と一緒にこの西川ワンマン体制の不透明な経営に立ち向かい、正すべきもの正して、国民とともに歩くのがインフラとしての郵政「労働者」のあるべき道ではなかったのでしょうか?


綱領には自分達のことし考えなくなった腐った労組体質が端的に表現されていて、腐りに腐ってとうとう悪代官を補佐するような労組に唖然とした日でした。


(注)金額数字は記憶にある限りなので正確ではありません。
   また、労組のこの問題の取り組みに誤認があればお許しください。
   正確な情報をご提供いただくことを望みます。