「清武に勝ち目はない」と「橋下の出自」、二題バカバカしい噺で

夜中目が覚めて暇だから、ひとり雑談。笑

清武は戦略もなく鬱憤はらしただけか?
情けない。野球嫌いだからルールも知らないし試合も見たことないから、どうでもいいし、シーズン中でファンに失礼だとかマスコミはいうけど、野球ファンなんて失礼にされたって社会的影響なんかないだろう。

世間はナベツネ嫌いが多いからつい清武に肩入れして、次の展開を期待したようだが、あっさり解任だ。
周辺の連中に聴くと清武もナベツネとかわらない傲慢な男だから、孤立していて、援軍なんかでてこないとのことだ。
清武のポジションは、代表になってるけど、社長じゃないしまあ部長程度で、しかも関連子会社だからほとんど権限なんかない。
子会社に飛ばされたら、虫ケラぐらいの扱いになるからね、マスコミは。

まして清武は編集上がりだから、野球人脈ないわけで、人事なんか権限ふるえないわけ。

ナベツネはなんたって最高責任者だか、世間がどう言おうが球団経営には責任があるわけだから、口出すのに正当性がある。
何しろ読売は300人くらいの球団がオール読売の利益の30%ぐらいを担ってくれてるから、ほっとけないわけよ。
ナベツネのすごいとこは、ただボンクラでワンマワならとうに潰されていただろうけど、人がついていってるとこだ。
保守なりの見識が、経営を回してきた。
なにしろ無借金経営だからね、朝日新聞のように莫大な借金を抱えてない。毎日新聞のように潰れていない。
極めつけは、社員と協力会社は滅多なことでは首をきらない、朝日のようなリストラもしない。給料下げてでもシェアする。だから給料安い。その代わり役員へはかなり厳しい。経営に問題があったらビシバシ逸失利益を弁償させて、訴訟を起こすのも日本では珍しい。

ナベツネのワンマンだけが眼をひくけど、長期政権なりの裏付けがあるから、清武がはねても無理やわな。まだ死にそうにないし。

だいたい部署名に、局、なんてのがついてるのはマスコミと官庁だけだからね。
平安時代じゃあるまい、そんな組織にいると頭おかしくなるに決まってるんだって。


次は橋下の新潮の記事。
先週号は読んだけど今週もバトルやってるみたいだね。
僕は新潮にしては、珍しく取材されたでっち上げがないまともさを感じたけど。新潮はひどいからね。
問題は子供を巻き添えにするのはプライバシー侵害で、人権侵害だと橋下がマスコミに噛み付いたんだな。で、新潮が、橋下はそんなこといってるけど、有名サッカー選手が府庁を訪問した際、自分の子供をコッソリ会わせてサイン貰ったくせに、その上発覚したら開き直って羨ましいかったら世のお父さんは知事なればいい、何が問題だといっておきながら、子供は知事たる親とは違うから書かないでくれなんて身勝手だと追及して、バトルになった。

僕は新潮は尤もだと思う。
コトの原則は橋下が言うとおりだけど、やってるコトがご都合主義だ。

ただ、新潮が橋下の出自を書いて、部落出身で父親がヤクザだったということを、それだから橋下の子供もダメな子供だと書いたなら、これは明らかな人権侵害だろう。
あるいは、だから橋下はダメな政治家だと決めつけて書いたなら、それはただの誹謗だろう。新潮許すまじでいい。

しかし、先週号を読む限り、そうではなくて、橋下の政治家としての資質が問題となっており、その人格形成を出自と成育環境に求めた記事て、特に捏造もなく公知の事実が書かれていて、本人も今まで事実関係を否定していない。

母親は反論で、氏より育ちといって橋下を立派に育てたと述べている。母の手一つでご苦労もあったと思うが、また世間もそう思っているようだが、これは少し違うだろう。
育ちが問題に現在されているから、出自も書かれたということで、政治家というひとの上に立つ公人としてだれもが頭を垂れるひとなら、突っ込まれようがない。

橋下の政策は賛否両論あってもいいが、彼の言動が権力を傘にひとを威嚇したり、議会運営で議員たちに脅迫めいた発言で自由な意思を拘束するようなことが多々あったから反発が起きており、新潮の記事はそうした背景の流れを踏まえている。

つまり育ちが問題とされて、論を補強する為氏に言及した、ということなのだ。

古来、ひとは権力をもったときに価値がわかる、あるいは本当の人格がわかるとよく言われるのは、権力や地位がひとを傷つけたり場合によっては社会的な抹殺さえもあるため、それに自覚的か否かが問われるのだ。

橋下はいたずらに他者へ強圧的で、身勝手が目立つ。自らの育ちが引き起こしていることを知るべきではないか?

なお、公知の事実でも、それによって不利益が具体的に発生した場合は、名誉棄損は成立する。新潮は、あくまて補助線としての橋下人物伝として、それで政治家としてダメだなどと断定すべきではない。出自はとりあえず、心理学者に任せて、今現在の育ち、人格=政治家としての資質を書くことだ。