東京都知事選(2014年)なにが公開討論だ、「公」などない!

都知事選、公開討論会が中止 参加表明、宇都宮氏のみ
(朝日新聞デジタル - 01月18日 12:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2727899

青年会議所の仕掛けた討論会だろう、
青年会議所民法34条に定める非営利の公益社団法人

名前に公益とか法的に非営利法人だと定められていても、実態はある利益に供する目的で活動しているわけで、「公」的組織とは言い難い。

実態は、構成員がほとんど企業経営者で、しかもその子弟の二世三世などが多い。40歳を過ぎれば、多くが地域の商工会議所や自民党議員になる。

いってみれば、企業経営や保守政治を支える養成所みたいなものだ。
さらに端的にいえば、自民党の票田である。

麻生太郎がかつて会長をしていたり、現自民党議員の活動は何らかの形で地域青年会議所とリンクし、担っている。

その青年会議所が仕掛けた討論会を、「公」開討論会と記して、出席しなかった候補者をさも無責任怠慢候補のような印象操作をすることは間違っている。

例えば逆にみれば、共産党の下部組織民青同が仕掛けた討論会を「公」開討論会と称して、舛添や田母神が欠席したといってると同じなのに、こういう記事書くバカ記者は余程世間知らずか、提灯もち記者だといわざるをえない。

といいつつ、やむなくかつて数年間私も所属していたことがあったから、内情はよく知っている。
まあ一割の優秀な人格者と9割のアホボンボン経営者二世三世ばかり。

麻生太郎の有名なエピソードがある。
入会したての頃、壇上の会長演説を聴いて、俺があそこに会長として立つには幾らかかる?とそばにいた知人に質問したと。

所詮そんな会話が平気でできて、それをスケールのでかいとエピソードになるような感覚の生活者とはかけ離れた連中の組織だ。

会長役員選挙も、各派閥ごとホテルへ陣取り、側近が電話攻勢かけて、裏切り者が出てないか確認、望みもしない派閥に囲われて締め上げられる。
自民党そっくりだ。(笑)

あたかも「公開」討論会に出席しなかったことが悪のような、政治にモラルを持ち込む印象操作は報道機関の自滅行為だろう。