石田純一「戦争は文化じゃない!」−安保法案反対演説

参議院安保法制制特別委員会での審議は、本日(18日)夕方野党を不意打ちにして可決された。

森ゆうこは、自民党の法案審議委員会の議長手続に多くの間違いがあり、自民党でもいままでにないことで、劣化が激しいとツイートしていた。

なかでも議長が何の案件か述べずに採決をとったことは、信じられないミスだと。それは民主的手続きとして、採決の結果がなんのことだかわからぬままになるわけで、そのまま強行した決議は無効ではないか。
しかも自民公明議員で、議長を取り囲む「かまくら」陣形で、鴻池議長は議場で聞き取れるものではなかったとのこと。

こういう経過を無視して、テレビやコメンテーターが野党の暴力だと印象操作する映像作りは、まったくデマに等し。

多くの積み残しをしたまま可決、今後まだまだ問題がぼろぼろでてくることが予想される。

佐藤優は、いざとなったら使い物にならず、検討し直しせざるを得ないだろうと述べているが、多分それは当たるだろう。

石田純一は、みごとに役者としての役割を果たした。
簡潔に、的確な話法は、みごとだった。これは役者としての技量のなせる演説だっただろう。

なお、芸能人では、公にはっきり反対発言していたのは、坂上忍がいた。
社会問題には、普段強者側の弁明が多いのだが、今回は違った。

しかも、大反対だと、大までつけていた。
唯一の被爆国で、9条もある日本は、今までのやり方、非武装がいいと述べ、武器を持ったらやり返せと報復が繰り返されると、ビツクリ発言でした。

即座にツイートしたが、反応は薄かった。しかしこれを書いてる段階(20日)ではネット新聞にも取り上げられ、流通している。

法案が通り、問題は山積、これでは自衛隊員のリスクが高すぎる。
イラク派遣で自殺隊員28名程度では済まないだろう。自衛隊員も同じ日本人である、今まで通り一人も死なさせず、精神病自殺者をださない方法を考えなければならない。

反対派側の総括を出始めたので、改めて近日中にそれらを踏まえたまとめを書きたいと思う。