自衛隊の海外派兵の無意味さと、無能力さを知るべし

自衛隊が、海外派兵された場合、現実的には「軍」でしかないことが改めて検証された。
中途半端やなー、復興支援隊なのか、戦闘加担隊なのか、イラク人の口からその矛盾が語られる。
非戦闘地域」とは治安は一応保たれているが生活インフラがないという状態。
サマワ派兵は、国内の自衛隊の災害救助をそのまま横滑りさせたものだが、国内では自治体も消防もインフラ業者も存在するから、自衛隊は救援能力だけ発揮すればありがたがられる。
だがサマワはそれらがすべて破壊され文字通り無からの支援が必要だ。
そうすると、自衛隊の国内活動横滑り状態では、まったく現地人には意味がないことになる。
自衛隊はやはり存在の思想は、軍であり救援隊ではない。日本人はいつも肝心なことについて、言葉でごまかし、現実を糊塗してきたが、ここでもそれを強く感じる。
以下の検証映像は余すところなく語っている。

アジアネットワーク
「現地リポート・陸上自衛隊イラクで何をしていたのか  2003-2005 (前篇)
http://www.asiapress.org/apn/author/iraq/_2003-2005/
(後編は前編画像の下にボタンがあります)

1000億円近い税金を使って、イラク人に反感を植え付けに行ってきた自衛隊
民間が築いた中東の信頼をあっという間に崩した自衛隊
笑い事ではすまない。
これで、福祉予算がないから10%増税だと?