PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任!~岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師インタビュー第3弾
厚労省のコロナ対策のラスプーチン、医務総監鈴木康裕。(医系技官のトップ)
かれこそが、今までのPCR検査基準をつくり、絞り込み、手遅れの患者を多く死なせた犯人である。
慶大医学部卒、厚労省の実質的トップに君臨し、一切表面に出てこずに、官邸の意向に沿って、或いは厚労省利権に沿って指針を出してきた。
専門家会議委員や、大学や、企業は彼を中心に、官邸利権と錯綜しながら実施されてきたようだ。
上正広医師の内実説明は、マスコミもどこも触れようとせず、多くの国民が訝ってきた諸問題が一挙にベールが剥がされた感がある。
岡田春恵教授の苛立ちも、阪大系医師らの対抗的言動も、厚労省と官邸に群がる利権医師への告発であり、
その中心人物が鈴木康裕だ。
今回PCR検査基準を新たに書き換えたが、
また役人仕事が目立つ。
味覚臭覚異常は、要件に入れないという。
専門家の合意がないからだとの説明だが、「患者の合意」=症状は、世界的に確認されている。患者の症状が個体によって個別的に発生するウィルスであることは解ってきており、「疑わしきは検査する」というのが患者発見のまともな根拠ではないのか。
まったく医学的知見や患者症例を無視して、また鈴木厚労省医系総監一派は、勝手な基準をつくり、国民の犠牲者を増やしていく。
マスコミをしっかり鈴木を補足しなければダメだろう。
IWJの岩上氏と上正広医師の功績を讃えたい。
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さてこのような情報がアップされていた。
日本という国が、危機に際して全く70年以上たっても変わらぬ酷さ、
官尊民卑の国だと暗たんとする。
人手不足だと騒いでいながら対策の中核を担わなければならない感染研が、のうのうと休んでいる。
何年にもわたって予算と職員を削られてきた保健所がパンクし、
病院関係者は命のリスクに耐えて奮闘しているのに、国立だけはのうのうと休んでいるのだと!
こういう感覚の連中が「専門家会議」委員を務めているのだから、国民は助かりっこないのだ。何割は彼らに殺されるのだ。