コロナの世界的悲惨さのさなか、朗報である。
後発ながら日本の製薬会社が本格稼働し始めた。
塩野義製薬が、来年一月から6000万人分のコロナワクチンを提供できる予定だと発表。
塩野義は、竹田薬品とともに日本のウィルス関連の製薬ではトップである。
日本製のワクチンだということで、私のような老年世代は、それだけで安心して打てると、妙な偏見を持ってしまう。しかしそれが嬉しい。
来年まで、変異株がどんどん増え続けるだろうから、後発らしくそれらすべてに有効であることを期待したい。
次は医者の鏡、尼崎市の長尾クリニック院長長尾和宏医師のことである。
24時間訪問診療を実施し、コロナ患者400人を電話登録して治療に当たっているとのこと。
長尾医師のすごさは、診療が徹底的に患者に寄り添っているというだけでなく、
イベルメクチン(ダニの疥癬特効薬)が、コロナの初期投与でかなり効果的に改善できることを実証し、投与し続けていることである。
一時イベルメクチンは、話題になったが、専門家やWHOが、いわば実証性に乏しいから認められないとして、葬り去った。
しかし、今年の3月、参院予算委員会で、田村厚労大臣は、投与しても構わない、保険適用を認める、と発言し、医療現場に任せる姿勢をした。
長尾医師は、初期投与で自分の診た患者の多くは改善がみられ、今も投与を続けている。
なぜ、こうした臨床での実績を認めず、曖昧に専門家たちが認めようとしないのか?
長尾医師によれば、そもそもコロナを診ている医療関係者はごくわずかで、おそらく全病院からすれば3%未満だろうと。
そうすると、臨床データ自体が極めて少ないためだろうと。
素人かんがえでは、そんなアホな、投与した患者の改善率をみることで、その薬効があるかないかすぐわかるではないか、と思うのだがそうではないようだ。
非常時に、平常時と同じような認証方法をとっている限り、救われる患者も死ぬだろう。
まったくもって、専門家、厚労省医系技官どもの頑迷さには腹が立つのである。
各自治体に、長尾医師ののような「赤ひげ」先生がいてくれることを望むが、無理だろうな。
残念。
(参照記事)
50人超のコロナ患者にイベルメクチン投与の現場の医師 厚労省が認めるも“ノータッチ”の医師会に苦言〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース