病状の報告、小説の報告、ドパミン放出作戦!

病状は改善せず、阪大ペインクリニック科の受診を受けることになりました。

結果、病名はない、あえて言えば「慢性腰痛症」とのこと。

痛みが三ヵ月以上続く場合は、そう括るらしい。坐骨神経痛というのは病状で病名ではないようです。

 

六か月のリハビリを理学療法士の指導で実施、六ヶ月後には「ふわっと痛みが取れます」と医師の説明。

いろいろ読むと、必ずしも全員が治るわけではないようですが、私は信じてリハビリを頑張ろうと思います。

一月前に比べれば、家の中では歩けるようになり、格段に良くなりました。

前向きに明るく楽しく考えることが大事だと。多くの場合、心因的なものに作用されて悪のスパイラルに入っている場合が多いとのこと。

 

腰からの痛みの信号が脳に出ると、脳はドパミンを放出、するとオピオイドを多量に放出されてセラトニンやノルアドレナリンが放出されることで痛みの神経経路を遮断して痛みはなくなる、といのが普通です。

慢性化するとドパミンが放出されなくなり、痛みの経路を遮断できなかったり、少しの痛みを多大に痛みと感じたりするようです。

薬も最近はいいものがでているが、あくまで自分の体で調整することを習得します。

 

病状の問い合わせをいくらかいただいておりましたので、報告します。

夜の痛みは恐怖です。しかし程度は別にすると、慢性疼痛患者は2700万人(五人に一人)いるとのことです。みんな情報交換して頑張りましょう。

 

次の報告。

2015年に出版した『俳句のアジール』所収の「70年目の追悼 ラバウルに散った叔父望月重夫」がネットでよく読まれています。

文芸評論家の山﨑行太郎先生が、「純文学がなくなったなかでこれは純文学」だと評価をいただき、紹介いただいたのでネット読者が読んでくれているようです。

評価している方からの紹介は嬉しく、鬱々する病もいくらか前向きになりました。

やはり、好きなこと、楽しいことをやろう、それがドパミンを放出する術だといいますから。

皆様も、楽しいこと、希望が見える事をぜひご提案いただければ、快癒も早くなることと思います。宜しくお願いします。