コロナ感染記ーなんという無策、棄民政策か!!

コロナをやっつけた!!www
保健所から電話があり、本日をもって自宅療養期間(無症状7日間)が終了しました。
ほとんど無症状でしたので、確かに結果的には風邪程度と言えるでしょう。
しかし、それは結果論であり、感染したかどうかの初期の段階ではそう話は単純ではない。
今日感染研専門家が、風邪のようなものなので、むやみに医療機関や検査を受けに行かないで欲しいと、自分たちの社会的使命の自覚もなく、記者会見しました。
バカ言うんじゃなぇ、全員が風邪程度で済めばいいが、若年層も老人も、重症化している。老人の死者数だっておそらく従来の変異株と同じくらいの死者数となるだろう。
データ的に、ではなく、個々の人びとの病気を治すという責任なら、「多くが風邪」ではなく、「少しでも重症化」の人たちをどうするか、また風邪で済んだというのは結果論であって、初期には誰も解らないから医師を頼ろうとするのだ。
そんな単純なことが解らんのか!
彼らは何も患者の立場から対処しようとしていない、相変わらず殺人鬼集団だ。
私の場合は、医師が濃厚接触から10日も経っているから、症状もなければ検査不要と言った。しかし濃厚接触した人からだけではなく、他にも不安があったので念のためにと紹介状をお願いし、検査したらたらみごとに陽性であった。
さて、問題は保健所から連絡が来て、症状を尋ねられるのだが、
極めて単純化された10個程度の質問は、素人の自分で判断しかねる微妙な症状もある。老人など日々の体調はデリケートに変化するからだ。
それも自己判断で症状がないと言えば、それでは待機期間の起算日が確定できないから困る、という。
ではあえてこれこれの症状にしときます、と言えば、その日から七日だと決めつける。
いやいやその症状で決めるなら、昨日も同じ症状があったからもっと後の日にちにして欲しい、と訳の分からないやり取りになってしまうのだ。
不安な時に、それは症状ですと保健所に言われれば、そうかと思うし、しかしその程度のことはしょっちゅう起きているし、うーんもう分らん、好きなように決めてくれ、ということになるのだ。
こんな状態で、つまり待機日数をこなしたということは、ウィルスが死滅したということだとすれば、早く活動したければ、症状が残っていても「ありません」と自己申告して解放されるわけだ。実際そうした老人を何人か知っている。
すると巷では、無症状者と自己申告仮治癒者がかなりあふれていることになる。この爆発は、明らかに濃厚接触の報告制度をなくし、検査キッドを出し惜しみし、ベッド数を増やさず、コロナ患者を敬遠する医師を野放しにした岸田政府と行政の棄民政策だろう。
しかも、欧米ではエアロゾル=空気感染だと昨年には発表しているのに、日本は今回やっと空気感染だと言っている。
英国では、毎日出勤前にPCR検査をし、陽性なら出社禁止が徹底されていると聞く。
またアメリカは、最盛期多くの大学(ハーバード大など)では学校側が学生に毎日PCRを実施、または週二日(スタンフォードなど)検査をして対面授業を行ってきたと聞く。
なぜ日本は、検査キッドはない、医師は少ない、ベッドは少ない、検査機関が少ない上に、濃厚接触かどうか報告もしてくれないのに濃厚接触ならかかりつけ医師の紹介状がなければ検査もできず、医療につながらない。今回そのかかりつけ医師にも行くのをやめてくれという。要するに実質5類扱いにしてしまっている。
不思議なのは誰も感染症医療そのものを拡充しようとはいわないのだ。
今後10年に一度は未知の感染症が流行ると言われているのに。
待機期間中沸々怒りが湧いてきて、ひそかに第二の山上徹也を期待してしまうことを告白しなければならない。