滝山病院を退場させよ❣

滝山病院改め「希望の丘八王子病院」の指定医療機関取り消し求め、署名4200筆「虐待を繰り返させない」:東京新聞 TOKYO Web

東京新聞2024年11月9日 07時12分

看護師らによる入院患者への暴行事件があった東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」について、入院患者の支援団体が8日、市役所で会見し「二度と虐待を繰り返さないため、病院を許さない」として、生活保護法の指定医療機関取り消しを市に求めることを明らかにした。賛同の署名4242筆を集めており、市議会への請願提出を目指す。(長竹祐子)
署名を前に会見する細江昌憲共同代表(左)ら=いずれも八王子市役所で

署名を前に会見する細江昌憲共同代表(左)ら=いずれも八王子市役所で

 同病院は今月から、名称を「希望の丘八王子病院」に変更。運営する医療法人社団の名前も「孝山会」から「新山会」に変えた。支援団体によると、入院患者数は事件発覚当時の昨年2月には145人だったが、今年10月15日時点では51人という。
 会見したのは、都内の福祉医療団体などでつくる「滝山病院にアクセスする会」の会員ら。署名は、今年9月末から全国の関係団体を通じて集めた。今後は請願提出のため、賛同する市議を募る。
全国から寄せられた4242筆の署名

全国から寄せられた4242筆の署名

 同会共同代表の細江昌憲さん(55)は会見で「虐待は本人や家族、関係者に深い傷を負わせるが、虐待問題で精神科病院行政処分が下ったことはない。全国の精神科病院に虐待を許さないという強いメッセージになる」と処分の必要性を強調した。
 同病院では昨年2月以降、患者への暴行容疑で看護師ら5人が立件され、都の改善命令を受けた。運営法人が設置した第三者委員会は昨年12月、理事長らの監督責任を問う提言を公表した。今年8月には朝倉重延院長と、運営する医療法人社団「孝山会」の朝倉孝二理事長が辞任。東京医科大八王子医療センターの工藤龍彦元センター長が、9月1日付で後任の理事長兼院長に就任している。

国策によって、1960年代から、精神障害者の隔離ゲットーとして精神病院を位置づけてきた。

私たちは、精神障害者の人権や生活を奪ってきた。精神病院の虐待、暴行、虐殺に無言の加担をするのを止めよう。

あなたの無関心が、今どこかの隔離病棟で医師と看護師の暴力を許しているのです。

署名などしなくても、暴行が立件された病院は即刻保健指定医の剥奪を以って精神医療から撤退させるべきだろう。