気づいた範囲で即席の批評はFacebookへ書いたので、問題点を選管に問い合わせており、
回答が出たら改めて論評しようと思っている。
それにしても、今回の選挙の異常さは、背景に暴力の影、恐喝の臭いが露見してきたことだ。
先の都知事選などよりはるかに進行している。
斎藤側支持者が、練り歩き中批判派市民に暴行し、一日で3人も逮捕、最終4名の逮捕者を出した。選挙史上これは最高の暴力件数らしい。
また、百条委員会議員への威嚇、脅迫、言語の暴行が行われ、立民党委員一人が家族がパニックに堕ちいり県会議員を辞任するという事態が発生している。
兵庫県民は、斉藤同様暴力好きといってはおれない日本の選挙に深刻な事態を進行させてしまった。
おそらくこの暴力性は、今後の斉藤の百条委員会での尋問が続くなかで、陰に陽うに発揮されるだろう。
国政レベルにも、兵庫の自民党内権力闘争は影響することは予想できる。
兵庫10区の政調会長渡海は、裏金清話会の封じ込めを石破(岸田)に託されている中で、西村が斎藤をパペットに使って、復権の足場を作ったのである。自由投票の取り決めを破ったことに立腹した渡海は、二週目に入ると斎藤への激しい批判文を公表した。それは西村の自民党内での「蟄居」違反と映ったのだろう。
(立花は、自民党サイバー工作担当の西村とは利害関係の繋がりが噂されている)
今回の兵庫県知事選には、根本的な民主主義選挙の崩壊が発生している。
公選法違反というより、想定していない事象が多々発生している点で、このことこそが告発され論議されなければならないが、地方選挙と言うことで、一局集中に毒された左右マスコミエセ識者らが東京以外の出来事として等閑視している。
この崩壊現象は、今後ますます金権選挙とフェイク選挙が浸透し、アメリカの混乱をなぞるだろう。
SNSの効果賛美に流れるマスコミの劣化は、マスコミの自滅であり、同調する大衆は発信者優位社会を肯定し、弱者の声はますます先細りを招くだろう。
これは、竹中平蔵らとともに”ネットガバナンス”を企図してきた者らー怪しげなネット言論人らの勝利宣言のように仮装されている。