2020-12-03 至高作「2021年現代俳句年鑑」掲載句 文芸俳句 2021年「現代俳句年鑑」掲載句。 薄氷(うすらい)の虚空を駆けて無名かな 集まって個々によろめく鶴の声 継ぎめの綻びてゆく六林男の忌 足元の古層にとどき花の塵 二十二才の横顔さくら色して発車ベル