2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

普天間問題/閣僚福島大臣罷免の変−社民党福島党首の怠慢

福島党首の罷免は、以外とあっさり出た。 このあっさり感は、それだけ民主党自体が追い込まれている裏返しだったということだろう。 福島党首はつっぱね続けたことだけは、とりあえず褒めておきたいが、自分で自画自賛し、また社民党が鬼の首でも取ったよう…

サンドバッグ鳩山総理の彼方へ

首相が受け入れ要請 知事会議 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1223160&media_id=4 ニュースで見た限り、知事会での要請は基地問題における戦後の総矛盾の頂点に達したことを語っていた。 また、戦後の日本人の本質を暴露し、沖縄差別を公然と何の自覚…

アップルiPad販売の杜撰さと傲慢さ

いよいよ前評判の高いiPadの発売が迫ってきた。 娘が就職し、たまたまPCが壊れたのでiPadを勧め、わたし自身も購入を検討し始めた。HPで調べていると、どうも付属アクセサリーのキーボードも日本語入力ができるのかできないのか不明である。そこで電話問い合…

中島岳志「保守と右翼を考える」(後編)

新自由主義への流れを整理する。もともとがリバータリアニズムという考えに発する。 自由を妨げるものを排斥していけば平等社会ができる、という説。 ここでは自由と平等はアンビバレンツなものとして前提されている。主な説は以下のようなものがある。1.ア…

中島岳志「保守と右翼を考える」(中編)

以下中島の講演要約。 保守とはなにか? 保守だけで定義することは難しい。その理由は後で述べるが、保守の定義をするに当たって左派とは何かから話す。左派とは、理性的な努力によって社会における人々の平等を勝ち取っていこうとする考え方。 つまり人間の…

中島岳志「保守と右翼を考える」(前編)−朝日カルチャーセンター講演より(2010,5,22)

雨の夜はしずかに読書がいいのだが、それだけでは何か寂しい。 そんなときは、ノラ・ジョーンズがいい。 都会の倦怠のなかで、自分の小ささをヒリヒリ感じたときしっとり沁みこむノラのハスキーボイスは、いいんだよ、自分で納得することが大事なんだと言っ…

普天間移設問題の勝利とはなにか?−既存「政治」を超えて

■「辺野古」「県外に分散検討」で日米大筋合意 (読売新聞 - 05月22日 22:58) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1217612&media_id=20 完全な安保マフィアの勝利となるのか。 それにしても、沖縄の人たちは何故不退転の決意を示して、政治的勝利を獲得する…

新聞メディアの危機と劣化-朝日新聞の凋落

ここ急激にマスメディアの劣化が取りざたされるようになった。それは政権交替にともない、自民党政権とともに歩んできた既得権益層のひとつとして指弾を浴びている。昨日も、「たかじんのそこまでいって委員会」にめずらしく田原総一郎が出演していて、かつ…

内田樹氏普天間基地移設へのコメント−『結局われわれは米国に侮られている』

内田樹氏が、今週の「週間文春5月20日号」へ普天間基地移設問題へのコメントを寄せている。 いつもながらの「たっちゃん節」が冴えている。 全文を掲載する。

普天間基地移設案の空騒ぎ−鳩山総理の限界

政府案骨子固まる 12日から日米協議へ http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1204223&media_id=88 このオッサンなに考えとんねん、という言い方が大阪弁にはあるが、まさに鳩山総理に今回当てはまる。 腹案がある、と自信ありげに引っ張りながら、好意的に…