精神医療
この判決はすばらしい。精神病院の闇=日本国家特有の保安的精神医療制度が、白日の下に引き出された画期的判決だ。これを嚆矢として、ぜひ全面的な精神医療制度の見直し、特に不当な医療処置を行った医師、病院は刑事処罰とすること、免許停止とすること。…
ケアマネの会社がとうとう閉鎖した。 ヘルパーの会社はとうとう社長一人になった。 需要は溢れるほどある。 人材を募集してもしても集まらない。 ニュースで聞いてはいたが、身の回りでひしひしと危機が迫ってきている。 某左翼市議の後援会交流会で質問した…
去る7月10日東京高裁判決。 伊藤時男さんの38年間にわたる強制入院(社会的入院というもっともらしい呼称がある)に対する国家損害賠償請求に対する二審判断。 * 控訴審は伊藤さんの入院形態が仮に医療保護入院(家族同意強制入院のこと・註望月)だったと…
精神病院入院中の患者が、スマートフォンを使用できるように活動してきたのは高見元博さんです。 厚労省との交渉を繰り返し、とうとう病院へ使用推進の推奨通達を出してもらうことができ、現在それに応答して使用を認めた病院が40%になりました。 厚労省は…
14歳中学生を77日間ベッドに拘束 摂食障害で入院の精神科 に下った判決は 2021/07/08 14歳の女子中学生がダイエットを始めたら 、行き過ぎで摂食障害(拒食症)になった。病 院の精神科に入院後「家に帰りたい」と点滴 を抜くと、ベッドに体を拘束され…
東京の方々へ、推薦します。 身体・知的・精神障害者・認知症患者とその家族の救済の実践者です。 どこの政党も精神障害者・認知症は票にならないと歯牙にもかけません。 さすがれいわ新選組です。 重度障碍者二人を国会に送っただけのことはあります。 服役…
2020年12月20日 精神科石田悟医師のコメント。 大変貴重な見解なので、転載させていただく。 たたし、Facebookに公開されているものなので、本人の特別の了解は得てはいない。 ◇三日前、千葉の「心療内科」の処方箋を応需している親友の薬剤師さんから①「幻…
施設収容は暴力・差別であり障害者権利条約違反 2014年、日本は障害者権利条約を批准しました。この条約は、障害の有無にかかわらず、全ての人が好きな場所で暮らし、行きたいところに行けるといった”当たり前”の権利と自由を認め、社会の一員として尊厳をも…
取り急ぎ、精神医療長期入院国賠償研でご指導いただいている塩満卓教授の著書が先日発刊されたと連絡がありましたので、紹介させていただき、政府のかかげる「地域医療への転換」が、掛け声の美しさとは別に、逆行する地域あげて患者の孤立化へ追いやる危険…
「優生保護法最高裁判決と優生保護法問題」 寄稿 弁護士 藤原精悟(日弁連副会長)、優生保護法事件弁護政府から独立した人権機関実現委員会他数々の要職に携わる。 1)2024年7月3日優生保護法最高裁判決 去る(2024年)7月3日に最高裁判所大法廷は、旧優…
伊藤時男さんの一審は敗訴となりました。上告して二審の意見陳述がなされました。 とにかく、一審の東京地裁の裁判官3人の精神医療へのあまりの無知と偏見と人権無視には驚きました。いわば司法試験バカの典型でした。 考えてみれば、弁護士や精神医療人権…
現在私たちは、喫緊の課題として、精神病院の入院患者にスマホを持たせよう、という運動を開始している。 院内の閉鎖性が依然として続くなかで、滝山病院ほか多くの病院の虐待事件が起きた。開放性をすすめ、患者の社会的関係性を維持するためにもスマホは大…
私は、精神医療訴訟が、いつも死んでから遺族の損害賠償か、本人退院後の損害賠償か、損害賠償請求が中心になっていることに、いらだちを覚えてきた。 ズバリ、何故憲法違反ー13条、18条、34条、で真向勝負しないのかと思っているが、専門性の法律や規則や行…
東京地裁判決に強い偏見と差別判断に抗議をしたい。 昨日精神障害国家賠償請求訴訟研究会の臨時総会が行われたが、 弁護士、医療関係者、ソーシャルワーカーからは、裁判官の無知と偏見を強く批判する意見が噴出していた。 東京地裁民事12部、高木勝己裁判…
滝山病院改め「希望の丘八王子病院」の指定医療機関取り消し求め、署名4200筆「虐待を繰り返させない」:東京新聞 TOKYO Web (東京新聞2024年11月9日 07時12分) 看護師らによる入院患者への暴行事件があった東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」につい…
たいしたジャーナリストがいたもんだ。 いまや、精神病患者の人権を生活感覚の一部に取り込めていないリベラルモドキが多い中で、大熊一夫さんの着眼は、政治主義ではなく、まさに全共闘的闘いとして、政治社会的闘争として、日本社会の根底に錘を下すもので…
袴田事件には左翼も結論が出たころ乗っかってきて、あーだこーだ自分が戦いとったようなふりをする。 SEALDSのときと一緒だ。ジジイの悪乗りw 奥田リーダーは、当時から9条改憲論者だからな。 袴田さんは私の出身の富士市の隣、当時はまだ清水市だった。 …
精神医療国家賠償請求訴訟ー伊藤時男裁判 40年間さしたる病状もないまま、退院させてもらえなかった。 毎日鶏小屋の糞の掃除に行かされ、いつしか退院をあきらめてしまった。 ところが、伊藤さんにあの大災害が希望を実現し、人生をとり戻してくれたのでした…
「精神科病院の虐待事件を問う」、 主催:障害者の自立完全参加を目指す大阪連絡会。 講師:有我譲慶氏。(NPO大阪医療人権センター理事) 長く精神医療に尽力してきた有我氏の講演は、精神科病院で発生する虐待、暴行、人権侵害が起きる必然性と構造的問題…
中井久夫を読み続けている。 『最終講義』は秀逸でありました。 中井が神戸大を退官する折の最終講義です。 中井のことは、精神医学以外の人たちにもよく知られ、エッセイには貴重なものが多い。 生涯を精神分裂病=統合失調症の患者の臨床に捧げて得たエッセ…
画期的な裁判が開始されます。 精神疾患者の「強制措置入院」は警察、行政、医師によって強制入院ができる措置です。 本人の同意も、家族の同意もいりません。 あまつさえ、隔離拘束するにも拘わらず、裁判所は一切介在しません。 10年ほど前、佐賀県でパニ…
命についてのレクチャー 講師:市野川容孝先生「優生思想について考える」2020年8月19日 投稿日: 2020年8月25日 投稿者: れいわ新選組 2020年8月19日に党内で、命についてのレクチャーをオンラインで開催いたしました。 今回の講師、市野川容孝先生より、読…