2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小沢一郎事務所大久保公設第一秘書釈放

小沢一郎事務所の公設第一秘書大久保氏が、85日の後やっと釈放されたとのこと。よく頑張られたと思う。検察は拘留延長を求めたが却下された。 わたしはこの問題で、すっかり民主党ないし小沢擁護派になってしまったが、といって岡田や前原などを支持してい…

『國文学』廃刊、「特集俳句」に予感

月刊『國文学』(昭和31年創刊)が廃刊になるらしい。小谷野敦氏のブログで知ったのだが、やっぱりな、という感想だけだった。『論座』、『諸君』、とそれなりの雑誌の廃刊が続いたが、『國文学』ももちこたうられなかったようだ。 といいつつも、別に何か世話…

小沢一郎「金権政治」の本質−三上治氏からの立花隆とメディアへの批判

民主党の新執行部体制もスタートし、順調に支持率回復をしつつある。政権交代を期待する者としては、歓迎すべき推移である。しかし相変わらず電波芸者やマスメディアは小沢の院政だとか、影響力排除が不徹底だから政権交代は怪しいだとか、小沢が選挙担当に…

♪豚インフルエンザにかかって生き延びよう

いつも何故厄災は関西からはるじまるのか? これについてはMIXIに書いたので、ここでは言いませんが、この豚インフルエンザも、二次的には人災の要素が強いと思います。 だって素人が考えたって、水際作戦といって入国手続き時点に発症していなければ全…

筑紫磐井氏の「<私>は残る」の意味と、ニヒリズムを超えて。

久しぶりに、調べものをしている途中、竹田青嗣の文章に丁寧に線引きをし、欄外にゴチャゴチャ書いている部分を発見して暫く追ってみた。 自分でも忘れていたが、もう10年以上前に記入したもののようだ。 ”戦後理念”が思想上の営みを踏み出したとき、それ…

小泉−竹中平蔵を追い詰めろ、かんぽの宿売却疑獄

いよいよこの売国的郵政民営化にともなう、国民財産の横流しをした日本郵政の西川社長一味が刑事告発をされます。この仕掛けをつくった竹中平蔵という経済学者ずらをした売国的フィクサーの作ったスキームが白日のもとに曝け出されました。小泉政権時代から…

小沢代表辞任から見えたもの、それはダメ知識人

お陰さまでブログランキング人文総合の部で20位に入ってきました。 みなさまには拙い日記を閲読いただきまして、御礼申し上げます。 小沢代表の辞任会見を遅ればせながらYouTubeで観ましたので改めて、この事件を単純にして最大の問題を二三感想を記してお…

豚インフルエンザとの本当の戦いは秋だ!

またまた、大阪かいな、と唖然としているのだが、悪いこと、社会的問題は何でも一番、アハハハ。 寝屋川高校(もしくは西寝屋川高校)?の感染生徒は気の毒というしかない。 カナダも発症者がはやばやと確認されたのだから、現地での行動自粛とかすべきだったと…

オリックスが公的資金要請?

日経が、オリックスと日産ともに1000億円の財政支援を要請していると報じている。 ↓ http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090506AT3S0201105052009.html なお、ロイターでは、オリックスは資金繰りも順調でその事実はないと否定していると報じている…

「明日のジョー」復刻と左右言論の劣化

「明日のジョーはわれわれである。」と叫んで北朝鮮へ渡ったのは、共産同赤軍派であった。その彼ら、小西、魚本(旧姓安倍)、若林、赤木、たちへ、ジャーナリストの伊藤孝司が取材した記事を「週間現代」に掲載している。 タイトルは「よど号犯が語る40年…

検察OB堀田氏VS郷原氏

民主党内政治資金規正法虚偽事件の「第三者検証委員会」の録画。ロッキード事件主役堀田元検事と長崎自民党収賄事件主役郷原元検事の対決を、独立系メディア「今日のコラム」が掲載しています。 有償のvideonews.comが無償提供しているものを掲…

『言葉なき政治の貧困』内田樹はおもろいが問題だ(後篇)

5.公人は「推定有罪」 まず内田氏は言う。公人は「李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず」を守り、「推定有罪」の心構えでいなければならない。それがいやなら公人になってはいけないと言う。その根拠は税金の使い道を決められ、個人情報を占有できる公人の有…

『言葉なき政治の貧困』内田樹はおもろいが問題だ(前篇)

新潮45GW号の内田樹論文を読んだ。最近内田氏の軽妙で的を射た諸論考を共感をもって読んでいた。 この論考も大方内田氏らしい切り口で納得しつつも、基本的な問題、すなわち政治家の言葉を問題にしながら、政治の原理的な話を無媒介に言葉以外の領域に越境し…