2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

俳誌「『六曜no.16』−自選集」鑑賞(2008,9,10発行)

この衆院選の政権交代へ向けた、わたしなりのネット言論へのコミットは初めての経験だった。 この経験で、望んだ政権交代も実現し、長く自民党一党支配しか知らなかったわたしには、初めての国民の力による議会制民主主義の一歩が進めたな、という実感でもあ…

岡田大臣の英断を賛美する−外務省記者クラブ解放

流石に「原理主義者」だけあっておみごと、岡田氏の決断を歓迎する。 昨日からネットでの批判は炎上しており、民主党幹部はよく解っていたようだ。 トウィッターで、民主党若手議員藤末健三など何人か同調してこの件を官房にに解放に向けて整えるよう意見を…

民主党政権崩壊の躓きの石−記者クラブ解放中止

記者クラブ解放をあれだけ言ってきた民主党が、結局一部外国メディアに解放しただけで、ネットメディアを締め出して、記者クラブ制度温存となった。 これは公約違反などという単純な問題ではなく、民主党政権が今後官僚政治との戦いの「武器」を失った、とい…

俳句:「顔」−『六曜』NO.16(2009,9,10)

顔 至高初夏の視線の先の紅い爪緑陰やマスクちらほら対策本部われらまた豚に等しき夏インフルエンザ閃光がミサイルとなり青薄白黒黄の肌色とあり星条旗背景の顔の翳りを螢曳き影までの距離を保てり立葵空蝉となり山河に砕け散る自らを結び目となし蛇は死す胎…

小賢しいメディアご用達評論家

サンデージャポンの田原総一郎が、自公をはずして新連立与党組だけを招いて、いままでとは打って変わってヨイショ番組を仕切っていた。観るに堪えなかったのは、小沢の盟友藤井裕久氏に対する対応だった。 かつて小沢問題や野党の立場で出演していたときは、…

自民党敗北原因の正しい指摘−つも氏より

いつも鋭利なコメントを寄せてくれるつも氏が、簡単にして正鵠を射た自民党敗北の総括を寄せてくれました。エントリー欄へ掲出させていただきます。 すでに多くの人たちも指摘している点と被るところもありますが、ただ一点消費税についての言及です。 消費…

教育と医療は市場原理主義に委ねてはいけない!

今日のBlogの収穫は、教育問題への言及が、うれっこの宮台真司と内田樹両名が共に採り上げていたことである。それも、共通して市場原理主義、あるいは「利益」があるという思考法を批判している点である。宮台真司は、社会学的なアプローチによる政権交…

民主、社民、国民新党連立協議は順当な滑り出し

民主、社民、国民の三党合意は、現実味のあるひとまず納得できる着地点だった。 いくら公約や長年の政策主張といっても、長い自民党政権の下で走ってきた軌道を一日で換えられるべくもないことは、誰にもわかることだ。各党の思惑と優先順位があって当然だし…

本当に俳句やってるの?「きっこのBlog」

9月7日付けの「岬めぐり」というエントリーをたまたま読んだが、読み物としては面白いことは面白いのだが、問題としているテーマにつては「きっこ、大丈夫か」と思わずつぶやいてしまった。 http://kikko.cocolog-nifty.com/ 森進一が歌ってヒットした「襟裳…

「生誕100年の作家たち」よみうり神戸文化センターのお知らせ

日本の近代文学史に巨大な足跡を残した作家のうち、松本清張中島敦大岡昇平太宰治の四人を取り上げて、改めてこれらの人と作品を鑑賞してみようという試みです。神戸の方たちばかりではなく、ご興味ある方はお誘い合わせてぜひご参加ください。詳細はウェブ…

自民党敗北と御用文化人の敗北

さて、民主党政権が発足すると民主党への注文が増えてくるだろうし、当然権力の監視行動という市民の義務からすれば民主党内閣が批判の対象となるわけである。 これは当然のことで、民主党を支持したからなにがなんでも民主党の後押しをするという原則はもち…

最高裁判事信任投票結果はどうなった?

今日は日中しばらく最高裁判事の信任投票結果がどうなったか調べたが、全くといっていいほど情報が掴めない。 どうなっているのだ? わずかに一票格差訴訟の事案を扱った涌井某が7.7%で不信任がトップだったという新聞記事があったのみだ。 いったい、こ…