2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

仲正教授名誉毀損突っ込み事件余禄

【追記分アップあり】仲正教授の名誉毀損突っ込み事件の余波は、思想家山崎行太郎氏へ狂気じみたメールが送りつけられているとのこと。山崎氏には鬱陶しいこととおもいます。改めてご迷惑をおかけしましてお詫び申し上げます。 宮台真司が仲正教授の紹介をし…

仲正昌樹氏の「名誉毀損」という突っ込み事件

山崎行太郎氏のブログを舞台に、仲正昌樹氏からわたしのコメントが名誉毀損だという指摘 がありました。経過は以下の通りです。なお、山崎氏にはご迷惑おかけしましたことをお詫びし、また氏の義侠心ある対処にお礼申し上げます。 [仲正昌樹氏のコメ] 仲正…

LEC大学破綻、詐欺も同然

いつかいつかと待ちに待ちましたが、とうとうLEC大学が学生募集停止になりました。 何でも市場原理導入、初の株式会社の大学。第一期大阪校入学をしたら、カリキュラムはまだ未定部分があり、ほとんどVTR授業。事務局に何を聞いても曖昧、解らないこと…

俳誌『六曜』15号鑑賞

(1)評言 まず、出口喜子さんの「巻頭言」。 高柳重信など現代詩のシュールレアリズムの影響下に、行が3行に分かれて書かれた句は、分かち書きまたは多行書きという。一句中一字空けるものは、切れ字がない場合「切れ」を作るために設定する。戦後現代詩の影…

ダメ西川にダメ郵政グループ労組

TVのニュースで僅かに流れた西川社長の郵政労組での演説。悪代官が、ヤクザの祭日に日ごろの裏家業を通じて、大変ゴロツキには世話になっているのでお礼の挨拶をしている、そんな印象でありました。 もちろん、悪代官は西川社長、ヤクザは労組ダラ幹、ごろ…

内田樹「『1Q84』BOOK1・2」(村上春樹)書評を読む

週間文春6月18日掲載分より。期待していたほどのボリュームはなく、一ページのみ。 予想していた通り、また内田がうまいこと説明しているわ。 文学者ではなく哲学者の書評なので、わたしにもストンと腑に落ちる解説になっている。大方の文学者は、思想潮…

鳩山総務大臣辞任と「西川善文の罪と罰」

まず端的にいえることは、麻生総理=権力亡者がまたしてもこのような政権維持だけのために国民の意向を無視し、不合理な政治の上塗りをしたということだろう。 そして、このような麻生太郎を担いだ鳩山総務大臣の人物を見抜く未熟さを露呈し、麻生総理を説得…

日本郵政西川更迭問題を伏せるマスメディア

日曜日の「たかじん何でも言って委員会」を見損なったので、YouTubeでみたが、期待はずれだった。 この時期、国民が固唾をのんで見守っている西川社長更迭問題をめぐる論議が取り上げられるかと期待したが、欠片もなかった。 当然、俗流右派論者とシーラカン…

『1Q84』ってなんだ?

『1Q84』と何度も内田樹のブログに出てくるから、何かゲームか数値基準かと思ってた。そしたら村上春樹の新しい小説らしい。 それで読み方はどう読むのだろう? そのまま、イチキュウハチヨンでいいのかな?解らないなら適当に読みやすく読んじまえとい…

冤罪で死刑、あとの祭り飯塚二児殺害事件

週間現代6/13日号は、いつになく張り切っていて記事に読み応えがあった。週間新潮のデタラメ記事で週刊誌が叩かれて発奮したか? 『取り返しのつかぬ国家の殺人』から要約。足利事件が冤罪の恐ろしさを如実に教えてくれたが、同時期に発生したもうひとつの冤…

鳩山大臣、西川の首をあげて男になれるか?

日本郵政西川社長の続投を阻止できるか? もしできれば、鳩山邦夫さんは男だ。しかし、麻生の次に色気を持っている限り、鳩山さんの負けである。 片方で麻生総理の判断次第だと言っているわけで、自分が党内で疵つかない方策も考えている節がある。麻生総理…

俳誌「鬣」31号、江里昭彦さんありがとう

本日毎度ながら江里さんが送ってくれた。 この俳誌は以前も書いたが、生真面目でひたむきさが伝わってきて好感をもっている。 江里さんの「後退戦が人生の過半を占めるとき−『鈴木六林男全句集』小論」を読んだが、いつもながら端整な文章と的確な論理構成で…

世襲議員肯定の御用ジャーナリストが跋扈か

民主党の世襲議員禁止と個人献金方式の提案を歓迎しながらも、いくつか疑問もあり、世間の論調を参考にしていた。 ただし、解決課題の方向自体を否定するものでなく、むしろ徹底化するためにはどうしたらいいのかという視点からである。 ウッオチャーのカン…