2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

辺野古住民の本音と複雑さーNHKでもいい取材をするではないか

辺野古の人々は米軍基地を建設にどう向き合ってきたのか。 一番大事な問題が、大文字の「辺野古基地建設問題」ではなかなか見えてこなかった。 NHKは、四か月の現地潜入取材から、建設反対派と推進派の取材を日常性の中にカメラを据えて、本音を活写している…

統治者安倍総理の無知は、国民の無知でなければよいが⋯

適菜収tweet 安倍晋三「ポツダム宣言というのは、米国が原子爆弾を二発も落として日本に大変な惨状を与えた後、「どうだ」とばかり(に)たたきつけたものだ」 ↓ ポツダム宣言は7月26日。原爆投下はその後。義務教育レベルの知識がすっぽり抜け落ちているん…

立憲民主党は民意を尊重して政権獲得統一戦線を形成する責任がある。

立民党のサークル的仲良し体質を厳しく指摘してきた。 小池百合子に排除されたくらいで、いじけて、仲良しクラブに安心している場合ではないのだ。 あの程度の政治抗争で、数の論理にこりごりだという傲慢さ。国民の期待に見向きもしない。国民の税金をもら…

立憲民主党は民意を権力にせよ、優等生傷つきたくない病で己のプライドを守るな!!

立民党が社民と慌てて会派合流。 彼等はどこまでいっても本気で政権交代をする気はないようだ。 あれだけ数の論理を否定しながら、小沢の仕掛けに慌てふためいた。 国民の生活が奪われていくというのに、自党の囲い込みだけを優先する方針は、無責任で安全圏…

添田馨著『クリティカル=ライン』は現代詩批評の高峰だ!

添田馨著『クリティカル=ライン』をやっと落手。とても美しい装丁で好感がもてる。 目次をみるだけで、書の密度がずっしりと伝わる。今は流行りの「すごーい」が思わず口をつく。 目につくところをさっと読んでみるが、難しい。まさに詩人なんだろう、ことば…

東大安田講堂決戦の日があった⋯1969年1月18,19日

何を思ったのか、読売テレビ辛坊治郎が、東大闘争を報じた。 小熊英二がやはりコメンテーターとして、シャシャリでてきた。 この男の誤った事実認識が、カルチュラルスタディーとして流布されることを危惧してきたが 手っ取り早くマスコミはこの男を使うのだ…

阪神大震災の忌日。

阪神大震災の忌日。 黙祷。 速いものです、もう⋯。 あの頃は億ションに住んでいたので、ほとんど被害がなかった。上の五階にだけ壁に罅が入った。 下から突き上げられ、寝たまま身体が1mぐらい吹き飛んだ。家族で抱き合って無事を喜んだ。 新聞配送網が壊滅…

半世紀ぶりに『世界』を買ってしまったー

半世紀ぶりに『世界』など買ってしまった。 最後に手にしたのは大学二回生頃だったかな。 昔の胸に響かないアカデミシャンの論文ばかりだったものが、少し柔らかく面白くなっているように思う。 四方田犬彦の『映像世界の冒険者たち』というシリーズが連載さ…

「文徒」―今井照容氏の百田尚樹「日本国紀」批判蒐集が参考になる。

【記事】増刷するごとに内容が変わる百田尚樹「日本国紀」百田尚樹のベストセラー「日本国紀」について、作家の中沢けいが次のようにツイートしている。「百田尚樹『日本国紀』は増刷のたびに内容に改変を加えているそうだけど。昔の活版印刷だったら、とっ…

老人の淋しさについて。

暮れなずむ車窓に寒林が薄い影となって後方へ消えてゆく。 外気は冷えている。朝から年一度の70歳以上の無料検診に行き、血を抜かれた。 行きつけのクリニックで看護師さんは何人かいるが、長年行きつけのところだからみんな優しくしてくれる。 変に老人扱い…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 いよいよ、改憲選挙、消費税率値上げ選挙、辺野古強硬政策、皇位変更などなど日本の大きな転換の年となります。 身を引き締めていきたいと思います。 辺野古の埋立る海、遠景はキャンプシュワ…