2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

宇沢弘文の解説=内海信彦氏の秀逸な短評でもある!!

内海信彦氏のFacebook(内海 信彦 | Facebook)の記事へ、あまりに秀逸な「宇沢弘文論」だったのでついついコメントを書いてしまった。 ほー、小幡績さんという方は存じ上げませんが、資本主義の後は中世だ、という見通しはほとんど同意できます。小生も、トッ…

こども予算が全国増加傾向ーはたしてその意味は?

こども予算が全国の自治体で増加している。 傾向と対策はいいのですが、内実が伴っているのか? つまり長期的な支援となっているのか、です。 この予算の政策的意味は、へたをすれば市長の人気取りや、世間のトレンドで与党の選挙対策になっていないか、精査…

木村真市議、五期目に挑戦!-活動実績のご紹介

www.youtube.com 豊中市会議員木村真さんが五期目に挑戦します。 管見の限り、公明正大、人権と民主主義の人だと言えます。 とりわけここ数年の、「森友学園事件」を発見し告発したことはご存じの人も多いでしょう。 豊中市を超えて国家の土地取引の不祥事と…

ウクライナ戦争関連書籍がでそろってきたー小泉悠氏が最も理解を助けてくれる!!

ウクライナ戦争に関する詳細な書物が出そろってきた。 全ては読めないが、それぞれがロシアかウクライナに軸足をかけながら主張を書いている。 管見の限りでいえば、小泉悠氏の書いたものが、小生の知りたいことにかなり答えてくれているように思う。 彼は、…

中井久夫を読む、勇気づけられ涙がでてしまう=「最終講義」(みすず書房)

中井久夫を読み続けている。 『最終講義』は秀逸でありました。 中井が神戸大を退官する折の最終講義です。 中井のことは、精神医学以外の人たちにもよく知られ、エッセイには貴重なものが多い。 生涯を精神分裂病=統合失調症の患者の臨床に捧げて得たエッセ…

中世を旅するー望月宿・望月城址を訪ねて。

この記事は、2018年3月3日にFacebookに掲出した過去記事です。 久しぶりの旅。 望月城は、中山道29番目の望月宿の山城として、その痕跡をとどめる。 信濃の豪族望月氏の領地。周囲には、滋野氏、村上氏、海野氏、真田氏など中世から近世に活躍した豪族たちが…

アレクシェービッチ(ノーベル賞作家)のウクライナ戦争のリアリズムは流石だ!!

前回(3/28)、ノーベル賞作家アレクシェービッチと金平氏の長いインタビューを乗せておいた。 アレクシェービッチの作品はまだ読んだことがないが、このインタビューでとても共感をもった。 彼女は日本人のプーチン観もウクライナ戦争についても、私の主張に…