2016-01-01から1年間の記事一覧
『俳句のアジール』発行元 現代企画室発売日 2017年正月定価 2000円+消費税帯文 鈴木六林男を師とする至高の第二句集。 派遣労働者累累と卯の花腐しかな 地震(ない)のあと子らは笑うよ春泥に 2007年以降、現在までの全282句を 収録。 他に、大道寺将司句評…
日本の国民は、本当に井の中の蛙。 韓国の今の反朴政府デモに驚いて、日本の民主主義もそうあって欲しいと、国民の右傾化を嘆いている自称リベラル派は、日本の学生運動には声高に「暴力はいけない」と行儀のいいお掃除をして帰るデモ隊を讃えている人たちだ…
朴裕河著『帝国の慰安婦』要約解説 http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20151227 11月8日に4回目の公判があった。今回は私と弁護人が提出した書証(主張の根拠を表す資料)を説明する番だった。しかし時間が充分ではなく、5月に提出した43の証拠資料についての…
鍵穴の露けし日々を倦みにけり穴惑い戦前回帰の軍楽隊音沙汰の途絶えしよりの隙間風新島襄の箴言を踏まえて 寒梅を懐に呑む風と雪北溟の魚のひと跳ね氷解く 「諸家近詠」は、現代俳句を牽引する精鋭2394名の俳人による11970句が蒐集されている。毎年この誌が…
くどくど書くのはもうかったるい。というのは、日本のだらだらした似非リベラルや文化左翼があまりにも安倍右翼政権や右翼跋扈の温床になったか、一冊の書物が必要だからだ。現実への切り込みの僅かな角度が、戦後70年たつと宇宙のかなたへ軌道を外れてしま…
北米体験再考 (岩波新書 青版 F-99)作者: 鶴見俊輔出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1971/08/20メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見るわれわれは、これほど精神をアメリカに浸潤されていながら、アメリカの歴史というものをあま…
まず報告。 本日、Alt-Rightの運動を推進してきた中心人物で、名付け親のスペンサーが、Twitter社からアカウントの停止をされた。 トランプの選挙演説以降、さまざまなヘイトスピーチ、白人優位の暴力的他者攻撃など社会問題化していたからだ。 <米大統領選…
みんなで手を叩こう、みんなで手を叩いて早く死ね♪、というお囃子が自民党・官僚から聞こえてきました。毎日新聞が伝えています。 来年度の予算編成に関し、高齢化の進展に伴う社会保障費自然増の抑制策の政府原案が判明した。安倍晋三政権は2016年度か…
日本の土着政治家、利益配分型国家理念の政治家、小沢一郎の新しい政党名は「自由党」になりました。 それに伴い、 『プレス自由』が創刊され、ダウンロードできます。http://www.liberalparty.jp/news/web/20161101.html 安倍政権は、憲法改悪、明治国家を…
フリージャーナリストの田中龍作氏の記事を読んでいただきたい。 これは現役年金受給者のみならず、むしろ現役世代の老後を直撃していく問題であり、憂慮に耐ええない。 「アメリカ強欲資本」に吸い取られる日本国民の老後 2015年10月21日 21:32 ずさんで悪…
久しぶりに池田先生の講演会へ参加した。 お元気でなによりでありました。演題「ボランティアからホローコストへ─ヒトラーの経済再建はどう達成された、何を生んだか?」日本でも震災や災害のたびにボランティアが当たり前のように動員される(自発的意思とし…
以下遅ればせながら、ネット上で掲示された断片的な資料を貼り付けておきます。写真はクリツクで拡大できます。 ソースは新聞、雑誌、筆者の長年の経験からみて信憑性があると思われるものです。98%保証します。 内閣閣僚が、国家主義・皇国史観の極右団体、…
社会がゆとりを持って基礎科学を見守って」ノーベル賞の大隅良典さんは受賞会見で繰り返し訴えた http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/03/osumi-press-conference_n_12309182.html …
民進 蓮舫新代表“幹事長に野田前首相を起用”最終調整へ 9月16日 6時36分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160916/k10010688181000.html 蓮舫氏と野田氏のコンビは、もう論評の言葉がない。瞬間終わった、という言葉しかない。自民党も安倍晋三で変質した…
労働分配率8年ぶり低水準 15年度、内部留保は最高 労働分配率とは、企業収益に占める労働者への賃金配分比率だす。これが低いということは、儲けているのに給与を会社がケチっているということを意味します。それがアベノミクス以来低水準を維持しています。…
何度も報じられている、政治が対応できていない喫緊の課題を忘備録として掲載しておく。 政治家や評論家が書いたものではなく、実務家のマネーコンサルタントが書いた点で傾聴に値する。 ただし、消費税を8%に値上げしても、国費の借金返済に回され、増収4兆…
記憶のある限り従来にはあり得なかった言論の抑圧と、警察の「特高」化が進んでいることを。メモしておく。 地理的には散発的に起きているため、国民はピンとこず、問題を指摘すると「左翼」だとか、無知を棚上げしてそんなこと誰も知らないと否定しにかかる…
早くも改憲論調のFNNがデマとフィッシング詐欺を仕掛けた。天皇生前退位は、皇室の手続き上の問題で、天皇の憲法規定には抵触しない。 あえて、それを改憲にひっかけて改憲をごり押ししようとし始めた。 どこまでいっても、姑息で卑劣な右翼たち。こうい…
天皇陛下が、マスコミ経由では編集されたり、部分切り取りもあり、本意を十全に伝えられないと、ビデオレターで国民に直接語りかけた。 天皇も昨今のマスコミがいかにひどいかよく認識している。 「天皇陛下お気持ち表明」(NHK) http://www3.nhk.or.jp/…
稲田明美防衛大臣の誕生です。 安倍総理が格別目をかけ次期総理にしたいと願っているとのことですが、はたしてその人格が国民の幸せを条件づける政治家として、そもそも資格があるのか疑問視されている。 稲田語録「戦争は魂の進化の最高の宗教活動」 「国民…
一昨日(2016,7,26)神奈川県の障害者施設で無差別殺人があったときき、とうとう日本もファシズムが露出してきたと痛切に感じた。 犯人植松聖(26)は、襲った相模原市障碍者施設「津久井やまゆり園」の元職員。予告を繰り返し、殺害した対象者はコミュニケー…
昨夜から都知事選候補鳥越俊太郎の「スキャンダル」で民度の高い国民が揺れている。 14年前に処女の大学生に無理やりキスを迫ったというもの。それにいまでもその女性は傷つき、亭主が怒っているというもの。IWJの岩上氏によると、一昨日すでに週刊文春が書…
病み上がりにて、文章書くのが億劫なので以下貼り付けておきますので、子供をお持ちの父兄はぜひ一読ください。まさにナチスに見習え、と合言葉にしてきた政権だけのことはある。 ナチスは、子供の第三帝国の意義とヒトラー崇拝を徹底的に教育した。 そして…
気温の変化が激しく、老体には応えます。 救急車で運ばれて以降、今度は夏風邪をこじらせ激しい咳クシャミ不快感に襲われる毎日です。 このブログもお陰さまで常時500人ぐらいの若い人たちを中心に読んでいただいているようです。かつての1000人はにとどきま…
本日また入ってきた情報によると、自民党は選挙終了後直ちに「残業廃止法案」を通すつもりだとのこと。 残業はゼロにして、能力主義とでもいうもっともらしいキャッチフレーズを普及させるのだろう。 企業の総ブラック企業化とでもいう事態になる。また野村…
憲法学者南野森先生の訴えを頭に入れておこう。 改憲の九条以外の危険な、アナクロな、一党独裁的な、危険を指摘しています。 「この自民党改憲草案は本当に問題だらけです。’12年の野党時代に作成した復古的な要素が多く取り込まれたもので、彼らが本気でこ…
この政権になって、権力に追随するマスコミ、警察、司法のメチャクチャぶりがいたるところで行われている。 今日も発覚して驚いたのは、読売と日経の参院選予想世論調査がとんでもないことを裏で行っていたことが発覚した。 固定電話アンケートは従来通りだ…
先月小林節氏の講演会に参加した。 京都弁護士会の招請に東京から駆け付けた。共産党立候補の弁護士の応援も兼ねていたので、ほとんど共産党支持者が占めていた。小林氏は、もともと自民党政権にも参画した、慶應らしい保守主義の憲法学者。 従って過去には…
今回の選挙戦の特徴が、見えてきた。 「支持政党なし」という名前の政党が総務省で許可され、堂々と名乗っていること。政党選択の投票用紙に、うっかり書き間違える可能性があり、なにより現状肯定の痴呆的選挙民をリードする罠として機能するだろう。きれい…
いやはやもう開いた口が塞がらないとはこういうことだ。安倍政権、自民公明の政策対象は、大企業、ビジネスエリート、資産家に限定していることを自から告白しているのが、選挙用のプロパガンダ資料だ。 騙されたい病に罹患した多くの国民は、喜々として騙さ…