■孫崎享氏、東電を厳しく批判−−思い上がりと無責任

元外務省幹部で外交評論家の孫崎享氏が、twitterで次のように発信している。

19日朝日:東電社長は事故のレベル5評価に、「我が国が経験したことのない、大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるものとはいえ、事態に至ったことは痛恨の極み」とするコメントを発表。自己の責任に全く言及なし。 初動の無措置、現在収拾を自衛隊などに依存している点への詫び表明なし

【追記】3月20日18:00
東電社長、国民の前に出て小森常務のいう「事態は非常に厳しい状況が続うている。収束はお話できない状況です」を、現実にどうなっているか、東電として今後どうみているか説明するのが企業人としての責任でしょう。怖いですか。少なくともそれ位は緊急にして下さい。

これには多くの人が同意と共感を示している。


またドキュメリター作家のkawai kaoriさん(「セックスボランティア」新潮社他著書多数)は次のように指弾。

原発事故では東電の「協力会社の社員」が犠牲になり続けている。死者は5人。昨日の米軍消防車両を使った東電の放水もまた協力会社の社員だった。この期に及んでも下請けに頼むとは。このような東電の、しいては私たちもまた、弱者を犠牲にして自分たちを守るという姿勢が悲劇 。