長嶋一茂がヒットだ。野球ではない。
トランプの「ミサイルが本土に届かない距離でよかった」旨の発言に対し、一茂がテレ朝モーニングショーでこう言い放った。
「日本のことなどいざとなればどうでもいいと言ってるとしか受け止められない」と言い放ったのだ。日米同盟の擬制をつく名言であった。
ただの「バカ息子」ではない。ときどき一茂の発言は、衣をつけない文化人の大衆迎合の発言ではないクリアなヒットをとばしている。
さて筆者のツイート。
Jアラートが首都圏で鳴ったらどうするか?電車止まる、建物の中に避難してくださいと、女子アナが偉そうに政府広報を代弁。こちらは圧力かけてる、向こうも圧力かけてんだよ、電車動かせ、屈せず通勤しろ。チキンレースに弱みを見せた方が負けだ。粛々と日常を続けろ。わめく奴は弱虫だ。
少し斜に構えて物申している。
ジャーナリスト風の床屋政談は「おしゃべり」として聞いておくが、筆者が意味をみいだせないのは、次の点である。
圧力もいい、否定はしない。
しかし、過去に圧力に屈して妥協を選ばず、負け戦を予知しながら戦争に突入した国があったこと、それがわが国であったこと、それを忘れるべきではない。
とくにアジア的民族主義の沸騰は、国内に理性的判断をする異論をもてないということ。
また、マスコミ報道は偏に偏っており、国連決議の制裁が国際的審判だとしても、その一方で、スイスや北欧諸国のように仲介に向けた動きもあること、そのした多面的に情報を米国の属国にいる日本人には入手しにくいこと、これらを頭にいれておくことである。