雫石町でイーテックが、「水道料加算支払わなければ供給停止」と脅迫。

既に小規模ではありますが、水道事業民営委託でトラブルが発生しています。

競争のない民営化は、理路の当然として一方的に住民を脅迫することが行われます。

水を業者が一方的に停止すると脅迫して料金値上げは、予想されていたこと。
政府厚労省の説明は早くも虚偽であったことが明らかになってしまった。

値上げは何処がやってもこれから値上げされる、と民営化論者は吠えていたが、黒字のまま現行料金でできているところもあるのだ。
実証性に乏しい嘘で、民営化にすると、雫石の住民のように、不快な思いをする羽目になるのです。
値上げするにしても、透明性と丁寧な説明と申し訳ない気持ちの表明がなければおかしいでしょう。

「新たな料金支払わなければ水停止」
2018.12.09
 雫石町長山岩手山の住宅やペンションなど35軒に水道を供給するイーテックジャパン(仙台市青葉区)が、住民に新たな料金負担をしなければ水を供給しないと通知し、地域が混乱している。同社は経営悪化を理由に、井戸水をくみ上げるポンプの電気料金負担を住民に求める。生活に不可欠な水の危機に住民は困惑。国会では自治体の民間委託を可能にする改正水道法が成立したが、民間業者の対応が波紋を広げる。

 同社は8日、同町長山岩手山の現地管理事務所で説明会を開催。非公開で住民約20人が参加した。

 参加した住民によると、同社の担当者は▽経営悪化で東北電力に支払う水源ポンプの電気料金9、10月分を滞納中で住民に負担を求める▽支払わなければ17日に水道供給を停止▽今後も水道料に電気料を上乗せする―などを説明した。

 同社の担当は岩手日報社の取材に対し「応じられない」としている。

雫石町

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/12/9/30640