twitterでは、ほとんど新型コロナウィルスに集中しているので、ブログには書く機会を逃していた。
今回武漢帰国者や国内発症者の治療の最前線で活躍している押谷医師の話を感動をもって聞いた。
新型コロナに臨床で唯一指揮を執って奮闘している押谷医師は、小生とまったく同じことを述べていたのである。
わざわざこのことを記録しておこうと思ったのは、
リベラル派は、ほとんどが「大げさ」とか「マスクは効果ない」とか「報道はやりすぎ」などと批判的だからだ。
それらには一つ一つ批判を書いてきたが、医師の方からこの感染拡大を甘く見て、大したことはない、軽症ですみそうだ、という意見も出始めたからだ。
この感染症はさほど心配する必要はない、軽症で済むなどという人がいるが、それは全く間違っている。感染拡大すれば、必ず重症化する人は出てくる、一人の命も失ってはいけないというのが医療なのだ。致死率が2%だということは、患者一人一人には何も意味をなさない。分からないことがまだ多いが、分かってきたこともある。ある段階で、劇的に治療法が見えてくることもある。それまでは、一人も死者をださない予防と治療が大切なのである。
わたしは見事な専門医の思想だと思う。
科学は科学で、倫理を持ち込むなと述べた。
彼に倣うなら、