野村修也中大教授(弁護士)の、言論弾圧をつぶさに見た。
26日(水)のミヤネヤで、ゲストのこれも弁護士であったか、斉藤知事の選挙違反疑惑を論じていた際、野村はいきりたってゲストの発言を5、6回制して、発言を潰した。
野村の主張は、こうである。
斉藤が折田楓に支払った金額が70万円ていどの安い金額なら、斉藤が弁明している通り合法の紙媒体だけだろう、ネット政策・運用は入っていない。従ってこの収賄疑惑は終わった、と断定したのである。
そのほかのケースの問題も考えられるとゲストは言いたかったようだが、しゃべり始めようとする強引に出ばなを制した。それが5、6回続いた。
もう終わった話、事実に基づかない話はまたテレビが問題視されるから止めろというのである。
野村は、斉藤疑惑を握りつぶそうとしているように見えた。
1.野村は、業界のソフト企業のあってないような値段設定を知らない。
当該の仕事以外に見返りが見込めればいくらでも安く請け負うものである。
従って、最初の打ち合わせ時点で、折田楓が「note」に記載したように「総合
的受注」であったかどうか、PCやスマホを検察が調べなければ判定できないは
ずである。野村が無罪と終わりの話にするのは、恣意的な判断にすぎない。
折田楓は、疑惑を晴らすためにも出てきて証言すべきなのに、何故に雲隠れし
ているのか。
野村の方が、事実解明は必要ないとする、事実に基づかない話にしようとし
ているのではないか。
2.25日月曜日、斉藤は全国知事会に出席し、記者会見に応じた。
受注金額は71500円で、明細金額にも触れていた。
その折、発注書はあると述べた。ところが代理人弁護士は、同日神戸で新聞の
取材に応じ、発注書があるとは聞いていない、と応じている。
どっちが正しいのだ。
折田楓の記事と斉藤の説明が一致しない、
弁護士と斉藤の話が一致しない、
これでは常識的に判断すれば斉藤が噓ばかり言っているとしか思えない。
そもそも、法に抵触していないというなら、とっとと発注書を見せたら一発で
済む話ではないか。
折田も嘘つき呼ばれされているのに、何故堂々と対応しないのか。
眼は口ほどにモノを言うという諺があるが、態度は自ずと人格と疑惑を物語る。
野村の識者ずらした斉藤疑惑についての言論潰しは、強く非難されなければならない。