俳愚人 blog

無名著述家、無名俳人、著書数冊

「下からの」社会主義革命はベネズエラの「コムーナ」である❣世界の人民はベネズエラを支援せよ❣

私がいつまでもキューバを注視し続けているのは、何が何でも平等を正義とするからだ。
もちろんキューバ国民も金と豊かさは欲しい。しかし平等の社会主義は手放さない。
女子学生の大半が、彼氏を持ちながら売春をして大学を卒業しているとしても、カストロゲバラ時代の平等を正義としている。
べネズエラのチャベスが、キューバの顧問を執務室の隣に置いて、超インフレを沈め、高い成長率を遂げて国家を建て直した。
その基礎が、
 「コムーナがベネズエラには5000以上存在し、直接民主主義を行っているというのが、ベネズエラの実態であり、チャビズム(チャベス主義)型社会主義の根幹となっている。」(八木啓代
日本の新左翼が結局レーニン主義暴力革命のソ連型の社会主義に陥り、無党派の「下からの社会主義」を否定し、サンディカリズムと小ばかにした。
想像力と不勉強の末に、彼らは軍事路線の迷妄のなかに自滅していった。
南米も半世紀を経て、やっと「コムーナ」という日本では聞きなれない直接民主共同体が現実化して、社会主義者の多くが待望した、人民皆兵の自治共同体を人類は体験した。
チリ革命の失敗により反動親米政権の手に譲り渡したが、チャベスは軍人出身であるため、共同体皆兵の武装組織を手放さなかった。
マドゥロは問題もあったが、チャベスの基本路線を変えてはいなかった。
アメリカや国外逃亡の旧既得権益層はアメリカでのロビー活動から、マドゥロの悪罵をCIAが発信しているが、政権は崩壊していない。
ベネズエラはどう乗り切るのか。
日本のなんちゃってリベラル派が、ナショナリズムときけば顔をしかめるが、南米はナショナリズムこそが、人民を救うキーワードであり、日本の左翼も軍事効果の出番はここにあることをよく見ておくことだ。(おそらく全面衝突にはならないだろうが)
私が、学生時代から赤軍派や京大のアッパラパー軍事オタクを批判し、第二句集のタイトルに『俳句のアジール』となずけたのも、直接参加型コミューンの構築を望んできたからだ。
「コミューン皆兵制」はセットであり、笠井潔もいい線まで行くが、戦争状態でのパルチザン国民皆兵性)という点で、日本ナショナリズムを克服する視点が弱い。
ベネズエラキューバ・チャイナ連合はアメリカをどう捌くのだろうか。
世界の民主的市民はわがこととして目が離せない。
さて、私の師事する南米植民地研究の泰斗太田昌国さんの発言が聞こえてこないが、ぜひ見通しを聴きたいものである。