告知 鈴村稔ウクライナ支援展(在日ウクライナ大使館後援)ー京都個展の案内

【告知】
ウクライナ支援展-京都個展

鈴村稔のウクライナ絵画展と
ガリーナ・シェフツォバの陶器展
余興 松崎 稔の俳句朗読
 後援 在日ウクライナ大使館
協賛 レストランキエフ 075-525-0860
期間 2024年2月27日(火)~3月3日(日)、10時30分~18時
場所  祇園小舎 
    京都市東山区四条通縄手東入ル北側 075‐551‐3848
鈴村稔さんは、戦争前ウクライナの風景の美しさに魅せられて全土を回って絵に収めました。点描がのような美しい淡いタッチの画風です。
また、横浜市市民運動の活動家でもあります。
近場の方は是非ご参加くださいませ。
ガリーナさんのことはよく知りませんが、キーウ出身、ウクライナ国立芸術建築アカデミー卒、現在東大客員教授建築家。
行き方は、阪急四条河原町駅から八坂神社方向へ四条通を少し歩いて、縄手のすぐ東辺りです。
なおレストランキエフは、そのすぐ北のプロムナード辺りの側の鴨東ビルです。歩5分。あらかじめ予約をお薦めします。
この辺りは最近行ってないので曖昧ですいません。現地で聞けばすぐ正確に解ります。

エリートの陥穽ー例えば上野千鶴子女史のこと

ずうっと友達の推薦に上野千鶴子が出てくる。
微妙やな。
余り好きでも嫌いでもないから、彼女を認知していてもさほどのことを識るわけではない。
もう早いもので10年も経つか、パク・ユハの「帝国の慰安婦」が出た後、パクを招いて大きな講演会が催された。
司会は上野千鶴子
韓国の慰安婦問題団体挺隊協などに連動していた日本の左派が、パクの提起した問題に戸惑い、右往左往していた。
 私はすでに1970頃から総連科学者協会や韓国左派の運動をナショナリズムの変形として批判していた。パクのそれらを日本の未解決のまま歴史から抹消する態度ともども串刺しにした批評性に感動した。とうとう出てきたな、と成熟を喜んだ。
従って、会の終わりに、質問が受け付けられて、私も提出した。
歴史事実=ファクトは、研究が進み左派の常識が大きく否定されるものも出てきた、これらにどう対応していくのか。
右派の修正主義に対応しきれていないのではないか、と。
これをみて、上野千鶴子は癪にさわったとみえて、
「偉そうに、こいつはナニモンなんだ、〇×△□!、」
と壇上から怒鳴りつけた。
恐かったぜー、
ナニモンなんだってか、70年代に総連系団体へ独りで殴り込みかけて、大立ち回りの末韓国女性を助けたモンじゃと啖呵を切ってやりたかった。そして壇上へ駆けあがりたい衝動を抑えて黙って上野の反応を見ていた。
この居丈高な勝気さ、これで女の道を切り開いてきた女傑。
だが私は、もう勝利感で満足だった。
自分の生活過程から問題を起案していかない、大上段からのこうしたヒューマニズムロマン主義運動を私は嫌いだった。
自分の地域社会の朝鮮人の差別や、逆の日本人へのルサンチマン、果てには南北人民の差別合戦には無頓着にダンマリを決め込んで、「美しく」連帯できる人たちだけの善意の輪ー否定はしないが、自分が傷つけば簡単に遠ざかる。
上野は確かに優秀だか、また介護保険制度を作った功績は偉大だが、エリートゆえの陥穽をみて痛々し。
「おひとりさま」を推奨し、われらバッタの群れの生き方に、ひとつの理念を照らしたかと思ったが、何のことはない、近年恋人の色川大吉とひそかに結婚していた。
色川の介護に法的裏ずけが必要のためと弁明されている。
多くの団塊世代の独り者(私もその一人)は、「おひとりさま」論に勇気づけられたものだったが、ずっこけた。
学問的業績と生きざまは同じではない、とエリートは「正解」をいうが、この歳になると、お前のできの良さは偶然に過ぎないのではないのか、努力は環境が保障されていたからではないのか、と沸々と思いが沸き起こるのだ。
そういえば上野に学問的業績としてのベストセラーらしきものがあったか?

火山優君に連帯し、「医療保護入院措置」を撤廃せよ❣

人権意識の低い日本人、火山優君の告発に強く連帯し、「医療保護入院措置」撤廃を❣

ファション化しているリベラル派が、ウィシュマやブラックの外人問題にはワイワイ騒いで、さも人権意識高い系を装う詐欺師ばかり。

日本のあなたの隣で人権を抑圧されている人々に、いつまでも目をつむらずしっかり正対すべきだろう。

行政が「善意」を装い、「医療」をでっち上げ、健全な児童を精神病患者にでっち上げて、人権侵害をする。下手をすれば廃人にしてしまうことが行われている。

NPO大阪精神医療人権センターの会員として、「医療保護入院」の廃止を強く訴えます。


www.youtube.com

(参考)高校生(仮名・火山優さん)への強制措置入院は悪質な人権侵害だ!! - 俳愚人 blog (hatenablog.com)

地獄の滝山病院朝倉院長と朝倉孝二理事が退任、法的責任を問わないとまた虐待病院を造るぞ❣

患者虐待の八王子・滝山病院、院長と理事長が辞任へ 看護師ら5人立件の監督責任とり

2024年1月31日 20時59分 出典 東京新聞
 東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」での看護師らによる患者虐待事件で、病院は31日、管理監督責任を認め、朝倉重延院長と運営する医療法人社団「孝山会」の朝倉孝二理事長が辞任する方針を明らかにした。このほか、外部の相談窓口の開設などにより、虐待防止策の強化を図る。
 病院が同日、都に提出した改善計画改定版では、一連の虐待行為の責任は、理事長や院長にあると明言。後任が固まり次第、速やかに交代するとした。
滝山病院

滝山病院

 計画では、都の指導や虐待防止委員会からの提言を踏まえ、外部の弁護士による相談窓口を設置するほか、現在約8%である看護師の常勤職員の割合を7月までに25%にまで引き上げ、責任の明確化と看護体制の充実を図るとしている。
 病院では2023年2月以降、患者への暴行容疑で看護師ら5人が立件された。病院は5月、都の改善命令を受け、改善計画を提出。これに対し都は11月、再発防止策が十分ではないとして、改善計画改定版の提出などを求める行政指導をしていた。法人が設置した第三者委員会は12月、理事長らの監督責任が問われるべきであるとする提言を公表していた。(渡辺真由子)

やっとここまで追求できた。

弁護団と各人権団体の皆様の格闘を高く評価します。

世の中は、精神医療問題になると、途端に見て見ぬふりをします。

そうして、またもや滝山病院のような暴行が日常化し、都と連動して通報があってもおざなりに隠蔽に加担して行政と持ちつ持たれつで莫大な医療費を分捕っていました。

この医院長は、以前も同じ事件を起こし、5年間の医師免許停止になっていました。

しかし、犯罪歴がないため5年たつと病院を造ることができるようです。

患者虐待で金儲けにしてきた朝倉院長は、今回辞任しても、法的責任を免れると再び同じ犯行を繰り返す可能性があります。

医者も、一度虐待をしたら、暴力団同様組長が連座するように、院長も立件するようにすべきではないでしょうか。

次の原発被災で全滅する町はどこだ?ー志賀原発の被害の「想定外」❣

<社説>地震国の原発 安全な場所はあるのか

2024年2月7日 07時42分
 能登半島地震で最大震度7を観測した石川県志賀町は、原発のあるまちだ。北陸電力志賀原発=写真、本社ヘリ「わかづる」から=は、こう問いかける。世界有数の地震国日本に、原発を安全に動かせる場所などあるのか、と。
 再稼働に向けて審査中の志賀原発には「想定外」のトラブルが相次いだ。変圧器の配管が損傷して絶縁のための油が大量に漏れ、外部電源の一部を喪失。そのため、使用済み燃料プールの冷却ポンプが一時停止した。また、強い揺れにより、燃料プールから放射能を含んだ水があふれ出た。変圧器の故障は地震時の影響の想定にもないトラブルだった。
 北陸電は、再稼働審査に際し、能登半島北部の活断層の長さを96キロと評価していた。ところが今度の地震では、長さ150キロにわたって動いたとみられている。
 能登半島北部の海岸線では最大約4メートルの隆起が発生。志賀原発でも海側の敷地の一部が沈み、35センチの段差ができた。このような事態が原子炉直下で起きないという保証はない。
 有事の際の避難が極めて困難であることも、思い知らされた。能登半島北部では各地で道路が寸断された上、海岸線の隆起のために港に船が着けなくなった。原発周辺の放射線量を測定して、避難の“道しるべ”となるべきモニタリングポストのうち18カ所が、機能不全に陥った。家屋倒壊の状況を見れば「屋内退避」さえ難しい。
 志賀町の稲岡健太郎町長が「あらためて地震列島の中の原子力だと分かった」と語ったように、地震国と原発はあまりにも取り合わせが悪い。各地の原発はいずれも海岸沿いに立地しており、もし原発事故が起きるとすれば、地震津波との複合災害になる可能性が高い。想定外の地殻変動や避難計画の破綻はどこでも起こり得る。
 能登地震後、東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働に関する市民検証委員会が県民を対象に実施した緊急アンケートでは、6割が再稼働に「反対」と答えた。不安が募って当然だ。政府も、地震国日本に原発の「居場所」はないと悟るべきである。
(出典:東京新聞

地震の度に、「想定外」で仕方がないと原因と責任の追及を怠ってきた。追及したとしても、責任の免責や、対策は金のかからない方向へ政府に飼われた専門家が危うい結論を出して、次の被害にまたつなげてしまう。

海岸沿いにある原発はすべて停止する決断をしないと、今度こそ原発爆発で直接被爆死する多くの人が出るだろう。

町は全滅する。

特に関東一円は二度と住めなくなる。

日本滅亡だ。

 

一月風邪が抜けプチ多忙ー京都市長選を診て、おやおやwww

寒いですね、やっと風邪が抜けたようです。
土曜日は、精神医療人権センターのセミナーでした。
講師は中学生でお医者さんのご両親を亡くし、カナダ留学、日本の大学も卒業した方でした。
どういう動機で精神医療のケアーの道を専門としたのか忘れましたが、研究と同時に西成の基幹メンタルケア―施設の相談員をされているようです。
患者と家族の関係の崩壊と回復の具体的how toです。
 いくつか感動的な事例があり、思わず涙ぐんでしまいましたが、しかし自分の場合は、もっと複雑でその程度の事例群では参考にならないと思いました。
それにしても、若くして精神医療の道に飛び込んでくる方々には心強く、尊敬します。がんばって一日も早く一人前になって欲しものです。
日曜日は、木村真市議の早春のつどいに参加。
23年度の総括、活動報告。
「左翼」だと思われている木村さんは、会派を組んでくれる人がいないので一人会派w。れいわの女子が当選しているのだが、この子も組んでくれないようです。木村さんの場合は、森友で今や全国区の市民運動家で、権力を持っているので飲み込まれると警戒感があるのかもしれない。
それでも今回会の参加の若い人が増えていた。いい傾向です。
京都の市長選に一言。
自公立民相乗り松井が、共産れいわの福山を僅差で下し勝利。
この僅差は維新の会が独自候補を立てたため、保守分裂状態。
ネットワイワイは、奇妙な言説にあふれて、小生の見解はまたもや異端かw
立憲民主党は、共産党と共闘しなかったのはけしからん、していれば福山のように弱者政策の公約を実現できたのに!この時期に幹部こぞって自公と組むとは政権交代とケンタが言っていても誰が信じるか、と怨嗟の声でした。
確かに候補者では福山の方が、元民主党の松井よりはるかに弱者の公約徹底で、私も目にもいいと思った。
しかし立民支持者(自称)が、こぞって共産党と共闘すれば勝てた、もう支持止めたとあふれ返った。
私に言わせれば、京都事情を踏まえない、かつ政治を生徒会と勘違いしていると思うのでした。
立民にさほど期待していない、且つ又共産党に絶望しきってきた者としては、こんなことは今までに沢山あったから、若い人がいかに政治にナイーブで京都の独特な歴史を知らないことの方が心配だ。
そもそも、政党は、どこの党派も自分の利益と生き残りのため、市民の利益よりそちらを優先する。自民党だけではない。
共産党は立民に共闘を要請したのか?私の知る限りそれは無かった。共産党は半世紀共闘をしたことはなかったし、勝てそうな京都のような強い地盤では特にそうだ。
立民が拒否して、自公相乗りしたら非難も正しい。別に立民の京都事情から、元民主党の仲間を押したというのも党として当然のことだったろう。
むしろ、私は共産党こそ、市民の公約を何が何でも実現したいというなら、頭を下げて立民にも声をかけるべきだったと思う。
こちらも党利優先したわけだ。
京都は、長い共産党蜷川府政時代、自民党より新左翼、市民団体、有名なのは部落解放運動の路線対立で、スターリニズムの他派潰が激しかった。当然前原、福山など筋金入りの反共産党主義者を生んできた。
何が言いたいかと言うと、共産党は東大闘争の時は、自公と組んで全共闘を潰したのだ、ということを忘れるな、若い無知はよく勉強しろと言うことです。
多分この時は、共産党自民党とも警察庁とも申し入れして「共闘」した。
自民党は機動隊、共産党は樫の棒で武装暁部隊公明党ゲバ棒全共闘学生に襲いかかった)
昨日の赤旗は、福山敗北ではなく、我が党勝利宣言だ。相変わらず(笑)。保守派に15000票まで迫るようになってきたすごい共産党と。市民にとっては公約を灰燼に帰したわけで、敗北には違いないではないか!こういう重大な共産党のエゴを見逃している限り、善意の市民の願いのガス抜きとなって自公を結果的に利すること、希望を食いつぶし政治アパシーを招き続けることになるのだ。
東京の西側では、立て続けに野党市民運動側が与党候補を破って新市長を誕生させた。
京都と比較し、今後の選挙のキーを見出すとすれば、一言ヨーロッパの先進的な都市(フェアレスシティー)のような市民運動を高揚させることだ。
市民運動の開かれた論議の過程から、政党エゴを抑制し、政党の目線をキチット市民に向けさせること。
東京の新市長誕生には、世田谷区杉並区をはじめ立川市、また前橋市長の野党系勝利、敗北はリベラルの強い武蔵野市八王子市や江東区が敗北。いずれにしてもこれらの都市は市民運動のプロデュースが効いている点が特徴である(東京はあまり正確に知らないので異論があるかも)。
これは、政府や政党に依存体質が強くなっている中で、野党に対しても重要な条件である。
東京の先進的新市長誕生をみれば、今後の野党共闘選挙の可能性は共産党系を相対化できる賢明な市民運動のプロデュースが不可欠だといえよう。(もちろん自公などのカルト宗教依存市民は害悪である)
京都はその意味で、非共産党系の市民運動が育っていないネックを克服することである。
「健全な怒れる市民」の自立である。
(書きなぐりで、文章乱れはご容赦ねがいます。)

発災即応派遣に難点を残した自衛隊ー幕僚からの真面目な反省を歓迎する❣

とうとう能登地震の初動対応について、自衛隊内部の幹部からも反省がマスコミに乗り始めている。
当然だろう。
しかし、自衛隊はよくやっている、本来の責任は岸田はじめ与野党政治家ともっとも酷いのは馳石川県知事にあることを確認したうえで、以下の感想をもっている。
 
今回馳知事が少しも初動対応をせず、行政は混乱するからボランティアは入るなと、官邸は同様誰も視察しないことを与野党決め込んだ。
それを伝えられなかった山本太郎だけがすぐに入って情勢把握し、官邸に対策案をあげた。
太郎は迷惑を顧みない政治家として御上ごもっとものノウナシから批判を受けた。
 私は、3日にはなぜ航空隊、特に第一空挺団の展開をしないのか、なぜ即応体制に陸路にこだわるのかと非難した。
知ったかぶりの識者モドキとど素人が、陸路にこだわる自衛隊の見解(将官クラス)を吟味もせずに、来るな論の穴埋めとして利用した。
自衛隊は、阪神淡路の総括から、知事または官邸の要請がなくても独自に発災即応派遣に切り替えている。これは兵庫県知事の要請がこず、75時間命題を全うできずに焼死者5000人強をだした自衛隊なりの尤もな反省からくる内規である。
確かに2日には1000人程度の第一次派遣をしたが、熊本の5万人にはとても及ばない。
これによって、死者は増えた可能性は疑いない。
くるな論は、どれも災害救助の75時間命題をクリアーしていないのだ。
幕僚は今頃になって、ヘリ部隊を投入する手もあったと言っているようだ。
素人だって、道路が寸断されていたら空から行けと思いつくだろう。私の作戦通り当初から落下傘部隊を村々へ投下し、被害状況の総合化と救援の優先順位を付けるべきであった。
私の空挺団投入論は、どこからも出ず、マスコミもネットも叩きには来ても検討しなかった。
日本の軍隊は、アメリカ軍の指揮のもとにしか動けない組織だということをハッキリ見せつけた。いくら軍備を高性能にしても、頭が下士官クラスだということを認識しておくべきだということ。
今日あたりになって、リベラル派のネット言論人がヘリ部隊投入を指摘し始めたが、これまた即応ではなく「遅応」だろう。だらしない。