2018-01-01から1年間の記事一覧

小沢一郎、安倍総理の姑息さを叱る!―政治家の器が違いすぎる

小沢一郎、安倍を叱る。まったく小沢の言う通り。 安倍の陰湿で姑息なふるまいは、日本の劣化の象徴であろう。 自由・小沢氏「施政演説、姿勢がおかしいっつってんだ」 (安倍晋三首相の施政方針演説について)憲法改正の話は付け足したみたいに最後に言った…

悩める現代人にヒット―『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著)

吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』世に出てから80年以上を経てのベストセラーである。もともと少年が主人公で、少年向けに書かれたものであるが、いま、大人の間でヒットしているとのこと。吉野源三郎は、1927年東大哲学科を卒業したが、共産党に関係し…

老境に残った定期購読誌―生を活性化してくれる智の刺激として

結局最後に残った購読誌は、『飢餓陣営』と『出版人・広告人』だ。 前者はもはやマイナーとはいえないほど高質で硬質なよく知られた思想誌だ。私の友人登録の佐藤氏の珠玉の個人編集誌である。今回ちょっと紹介したいのは、後者の今井照容氏の出版業界向けの…

『ブラックボックス』を読む―詩織さんの勇気を讃え、辛口の書評

伊藤詩織著『ブラツクスボックス』を図書館で借り受け。12人待ちだった。 読みかけだが、釈然としない。もちろん被害者の受けたレイプとその後の警察検察の「あり得ない」対応は異常である。「異常」というのは、被害者の認識なのだが、警察とはそういうとこ…

感動!築山登美夫の『最後の叡智の閃き』を読む。

築山登美夫『最後の叡智の閃き』(『無言歌』論創社所収)を読んだ。サブタイトルが「吉本隆明『「反原発」異論を中心に』となっているように、一連の吉本原発発言の妥当性について述べている。 秀逸である、静かな感動を得ることができた。 また、やはりプロ…

謹賀新年2018年

新年挨拶 二句野たれ死ぬ好き貌にこそ初鏡血統の貌をつなげる初鏡 さて、2013年正月の拙著の日記を振り返ると暗くなる。 http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20100105/1262664840あれから自民党政権となり、それも安倍右翼政権となり、 私たち国民はこれほど酷…