アメリカに尻を叩かれ日韓会談−安倍総理がんばれ!

いいことだ。
アメリカも適度に仲が悪いのは歓迎するが、アメリカのコントロールがきかなくなるほど反発し合うと安全保障上困ってしまうということなのだろう。

安倍もパクも1億人と4000万人の国民を背負っていることを忘れたらいけないな。
自分のイデオロギーや、政治的立場確保のために、敵対的に仮想して国内政権基盤を安定化する古典的手法はやめた方がいい。
韓国はいざ知らず、日本国民はそんな姑息な統治方法は見抜くだけの見識も知性も持っている。
ホンの一部に統一教会を基盤にする安倍マンセーのアホネトウヨがいるが、奴隷統治の古典的手法に引っかかるノータリンだと大方は見抜ぬいているところも、また日本人の偉いところだ。

さて金曜日のテレ朝は小玉君が「なんでも総研」でジャーナリストらしい解説をする。
近年こういう批評性に富んだ文字通りのラジカル(原理的)な番組は少なく好感をもって観ている唯一のコーナーだ。

それを踏まえて以下小生のTwitterから。

日本人の嫌韓、54%でここ数年で20%でアップ。
韓国人の反日、70%で3ポイント低下。
これは先ごろの政府調査結果らしい。
これをテーマにした日韓の嫌いやねンを論議

作家崔碩栄氏の証言(日本に10年滞在経験あり)。
50、60年代は表だった反日はなかった。教科書に竹島従軍慰安婦問題はが書かれたのは91年頃。韓国人の認識は変わっていないが、国家的に教科書教育で反日をするように強調し始めた。それまでは政府が反日をコントロールできたが、今は国民意識として独り歩きし(続

(承前1)コントロールできない。マスコミと政治勢力が利用することで更に醸成され得をする勢力がいる。だから個人に反日教育があるかと聴いても無いと答える。教科書で書かれたことは当然のことであり反日教育だとは認識していないからだ。

(承前2)以下私見。これは日本と構造的に似ている。歴史記述を越えて政治利用する左右がおり、論調で強調する朝日産経がおり、個人では嫌ではないと一般的回答をする。また、残虐非道な東京大空襲原爆投下など国際法違反の米国を好きになっちまった日本人。米国と米隷属エリートポチに洗脳教育され易かった日本人と、ナショナリズム利用政府に洗脳され易かった韓国人。問題はシンプルだ。

以上。

この推移に頷かされるのは韓国の反日利用は、冷戦後顕著になっていることだ。
これは恐らく米国によるディバイド アンド コントロール、即ち植民地統治理論が顕在化した結果だろう。
米国議会で、ソ連の後は敵は日本であるという報告が出たのもこの頃で(日本では伏せられているが)、対日要求が益々激しくなり、2000年頃には新自由主義が準備されていった。

ディバイドアンドコントロールとは、今のアラブ諸国の統治方法だ。同一地域の民族宗教を対立させ分断させる、欧米がそれを利用することで全体を超越的立場で統治収奪するという方法。
いずれにしても、日韓問題は、自然現象ではない。誰かが仕掛けて、誰かが利を得ている。
我々末端の国民はその中で洗脳され、道具的に貶められていることを頭の隅に持っておくことだ。

いまひとつは、国民が少し豊かになると国民の自意識とでもいうものを持ち始める。韓国の民主化が80年代に進み、いくらか生活も豊かになって、初めてなんやかや忘れられていた問題を国民が考え、それをもとにどういう論調が受け入れられ金になるかをマスコミも知って煽ったふしもある。

韓国人嫌い?
ならば、誰を?
どんな顔したやつだ?
どんな指をしている?
一緒になにをした?

まあ私には好きな人は二三人いるが、4000万人をひっくるめて嫌いかと問われると、会ったことないし返事のしようがないわ。(笑)