集団的自衛権も街頭でしっかり説明した、TVでもしっかり説明した、だから今回の選挙で安倍総理はすべて委任されたと誇らしげに語っています。
しかしわが町に一度も来たことはありません、TVでも一度も国会答弁のおかしなフリップの架空の話での説明を散見したにすぎません。一度何時間説明したか官邸は調査して提示して欲しいものです。
消費税にいたっては、増税収入の4兆円のうち社会保障に割り当てるのは1.7兆円だけで、財政借金に残りは当てるということではありませんか。社会保障のためにと連呼していながら、全くの誤魔化しでしょう。
さらにアベノミクスはすべての国民にいきわたるといいながら、この社会保障のデマと合わせてとんでもない年金支給減額計画が進行しているではありませんか。
これは長年日本経済を担った引退老人はゴミのように棄民する政策でしょう。
以下週刊ポストの記事を紹介。
とりあえず、たわしの前説。
半額とはいくらか?
今を100とすると平均的大企業サラリーマンは月額20万円程度だ。
だから、今の20歳代は月10万円支給、しかも70歳からだからね。40歳代は14万円ぐらいですかね。
物価ははるかに上がっているだろう、財政破綻して世界のIMFの管理国家になっているかも。
アベノミクスに浮かれて安倍投票したリーマンは、こんな企画が進行中と説明受けたか。
選挙で勝って委任されたから、安倍総理はこりもは民意だというだろうが…。
厚労省「厚生年金・国民年金見通し」 2110年には79%カット
NEWS ポストセブン 12月16日 7時6分配信
厚生労働省の「将来の厚生年金・国民年金の財政見通し」ウェブサイトから「財政検証詳細結果等」という圧縮ファイルをダウンロードし、解凍した上でフォルダを何層も開いていくと、「公的年金被保険者数の将来見通し」という資料が見つかる。このエクセルファイルの存在は本誌11月21日号が初めて報じた。全部で10パターンのファイルがあり、将来の出生数や死亡数、高齢者・女性の労働参加がどれだけ進むかといった予測によって、どのパターンで年金カットされるのかが決まる。
10パターンの中でも現実の経済に近い見通しで見ると、2015年には1.079%減らされる。表にはないが、資料では2016年はマイナス1.185%、2017年はマイナス1.212%と1年ごとに細かく減額幅が決められている。
受給額は前年の水準から毎年少しずつカットされるため、2014年を100%とすると2050年には59.5%に、2110年には21.1%になる。何と79%カットだ。
さらに出生率が今より下がって高齢者と女性の労働参加が進まないケースだと、2035年ごろからカット率はかなり大きくなり、2110年の受給額は現在の約86%カットの水準まで落ち込む。
厚労省は「受給額の調整(カット)中に所得代替率が50%を割り込めば調整を終了することを含めて何らかの措置をする」と説明している。つまり年金を現役世代の収入の半分以下にはしないということだが、実際には財政検証の中ですでに「所得代替率50%未満」になるケースも想定されており、その説明と明らかに食い違っている。
※週刊ポスト2014年12月26日号