安倍総理、国連演説の「空前の人気」証拠写真

テレビは安倍総理の前方からの演説風景しか映さない。
しかし外国メディアは容赦なく真実を映すという点で、政府広報と化している日本メディアとは違う。

9月30日未明の演説では、少子化、女性問題など国内問題を優先せざるをえなくて、難民受け入れなどしていられないと述べ、972億円の支援をすると表明。これも世界のメディアには顰蹙をかったようだ。なにしろ現在日本は3人しか受け入れていない。
(受け入れられない言い訳のようなこの部分はNHK配信記事では抜け落ちている)
しかもだれも真剣に日本の総理の発言なんかに期待していないのだろう。
この写真はもう何も説明はいらない。
一言いえば、安倍総理の「空前の人気」に多くの日本人は騙されたことだろう。

(写真はロイター)
次に、新幹線採用が、アメリカにつづきインドネシアでも不採用となった。
インドネシアは、内定しかかっていたものが、二転三転して中国の条件にインドネシアが乗った。日本政府の完全な負け。

問題は、インドネシアの要人がわざわざ説明にきたのに、管官房長官がおかしいではないかと非難したというのだ。
決定するのはインドネシアの自由、あたかも日本の属国のごとく日本の意に従わないと非難する傲慢さには、日本人として恥ずかしい。
自分たちがアメリカの隷属をしていると、つい振る舞いが宗主国のジャパンハンドラーズに似てしまうということなのだろうか。

いずれにしても、飛び歩いて何か活躍しているように演じていても、安倍政権は外国では実際には人気がないのではないか、と気づき始めている。