予想した通り、奈良のバス運転手が未知コロナウィルスに感染していることが発表された。
わたしは一週間前から、そう、中国政府が団体旅行の出国禁止を発表する前に、すでに必ず大阪(関空、伊丹があるため)から広がると発信していた。
何度も言うが、関西人は何事につけても適当で責任感が希薄な性格であるためだ。面白ければいいと思い込んでいる。
その段階で、早々と中国人観光客の個人ビザは一時停止し、武漢からの観光客は速やかに退去してもらうことを提言した。
昨日の羽鳥モーニングショーでは、マスコミでは極めて対策への明確な指針を玉川君あたりも口にし始めていた。
極めて妥当な筆者と同じ案を述べていたことは特筆に値する。
似非リベラルの青木理などは、素人なので解らないと逃げて、踏み込んだ対策は全く口にしない。明らかに中国人と接触しないことが、唯一最大の防御方法なのだが、それを言うと自分の人権派言論支持者からそっぽを向かれる、或いは人権派としての言論ポジションを失うことを怖れている様がなんとなく感じられるのだった。彼らの限界が垣間見えた瞬間である。
奈良のバスの運転手は、症状が出て第一回目の病院診断から一週間もたって重症化してからやっと入院措置が取られた。
そして本日濃厚接触者が一名入院されて夕方には陽性かどうかが判明するという。(その後、陽性判明、中国人バスガイド40歳代)
神奈川県知事のあの原発と同様な、危険対処の説明ではなく、未知なるウィルスにも拘わらず、最大限の注意を呼びかけずに、「冷静に」=「お上の言う通りにしろ」という中国や日本の政治体質が、一気にサーズを超える6000人を生み出し、日本の「人to人」感染をあっという間に広げつつある。
日本は、感染症が発症してからの法律はあるが、予防と阻止のための法も体制もまったくない。
ここに日本人の軍事的歪さと同様なノーテンキさが垣間見られる。
わたしのような素人でも、未知のウィルスだと発表があった直後から、容易ならぬ事態に陥るだろう、ウィルスの変位と「人to人」感染はさけられないだろうと判断した。
従って、早めに中国との航空船舶は、一時的に停止すべきだと発信してきたわけだが、未だに個人旅行者に大量にビザ発給し続けている。
人の懐を当てにするインバウンドの見直し、新規産業をIRのような他国頼みの経済政策に警鐘を鳴らしている。
オリンピックまでぐんぐん景気は落ち込み、そのまた半年先はオリンピックの終了からくる景気減速に、日本は予想以上の混乱に陥ることを予期しておくことである。
なお、吉村知事は、いかにも未知ウィルス対策をとったようなことを発表し、
「症状が出たら」の相談窓口を設けたと電話番号を示した。
後でTVの報道を見てひっくり返った。
受付が、9時から18時までではないか。
発熱、咳、悪寒などの症状は、深夜発症する方が多いのではないのか。
この危急の折に、役所仕事とはこのことではないか、24時間体制の受付がなぜできないのだ。
吉村維新の会政治の、稚拙勝手さ、府民無視がよく解る愚劣対応で、腹立たしい。