高橋副校長は、第9中学校の教育理念を逸脱している、欠陥教師の疑いがある?

高校生を私人逮捕した高橋副校長のいる目黒区第9中学校の教育目標は、HPにはこのように書かれている。

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人間尊重の精神を基調として
自主   主体的・対話的な深い学びをする生徒を育成する。
努力   あきらめずに向上心をもって努力する生徒を育成する。
信頼   互いに違いを認め、感謝の心をもち、地域から信頼される生徒を育成する。
 
逮捕された高校生は、「深い学び」をしていたのではないのか。
自ら考え、教育というステロタイプな「常識」に自らを訓育しない自主の心を持ち始めた、第九中学の目標に沿っているではないのか。
特に、「互いに違いを認め」る目標を掲げながら、高橋副校長は、この高校生の国民として表現の自由の権利と、高校生の政治参加の権利を弾圧したのである。
校長は、明らかに目標を逸脱し、あまつさえ一高校生の人権を抑圧した高橋を、どう処分するのか。
高橋は、全国の高校生への弾圧だという認識はあるのか、
自分のした行為が、法的倫理的に正しいと思っているのか。
正しいと思っているなら、これほどネットでも問題になってじわじわ指弾の声が高くなってきているのであるから、
記者会見でもして弁明してみたらどうだ。
内田樹も書いている、他にも識者が書いていた。
沈黙して逃げおおせると思うな。これはファシズムの生活領域に定着した典型的な事案なのである。
国家権力だけが批判の対象だと思ってきた左翼は、見事に右翼運動に負けた。
地域の右からの住民再編を全く無頓着にやり過ごした結果が、今の安倍政権であり、安部が右翼だから右系が増えたのではない。逆なのである。
今日も街にイベントや住民へ地域おこしの右からの再編に走り回っているのはJCや行政外郭団体職員である。
知識人は、自分の街の問題は、なぜか格下問題だと変な意識があって取り組まない。
イギリスのコービンも、アメリカのサンダースも、地域住民の草の根の変革への運動に支えられた新しい社会を地域から起こしていくという基本的な運動なのだ。
バルセロナなど、住民がつくった市の政策をそのまま政策にして環境問題へ取り組んでいる。
この第9中学校問題を見過ごせば、若い世代を大人は左右合わせて支援もせず、若い世代の権利要求運動の眼をつぶす。
更に、魅力ある学校づくりとして、
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2 人権教育の推進
・「道徳の時間」を中心に人権尊重の理念を正しく理解させるとともに具体的な態度や
行動がとれるようにする。
・人権教育についての理解を深め、人権尊重の理念を十分に理解して指導する。
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と掲げている。
高橋副校長は、人権について、どのような認識をし、生徒に教えているのだろうか。
教師が集団で、ビラ巻きの高校生を取り巻き、恫喝して、自分で体当たりまがいのことをしていながら、私人逮捕することが、目黒区第9中学校の人権教育なのか。
これではいよいよ校長と教育委員会に説明してもらう必要があるのではないのか。
コロナの時期だから、校歌は省略して国歌君が代だけは必ず歌えと通達を出している、東京都教育委員会にも見解をききたいものである。
若者の異議申し立ては、当然の権利、かっこいいことだと大人たちが言わなくてどうするのだ!
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