菅義偉=竹中平蔵による国家売却による日本国の実質的終了!!

とうとうネオリベの亡霊竹中平蔵の仕掛けた亡国が完成する。
 このコンビが、外資や産業や公共資産を売り飛ばしてきたが、ここまで私服を肥やす際限のない欲望をあらわにすることには戦慄する。
 今回のデジタル庁の設置によって、国家ー地方自治体ー個人を丸ごと基幹システムに組み込み、一括してAmazonにシステム構築の発注を行う。
 これによって、個人情報は丸裸になり、国家の機密情報どころか、防衛機密情報まで米国に依存し、随時米国の都合で情報は抜かれ、米国の管理下に国家全体が置かれることになる。
 ジャーナリストの佐藤章は竹中=菅のもたらす国家売却を次のようにまとめている。
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第一に、国民のあらゆる情報がAmazonのサーバーの中に入り、日本政府の外交、防衛機密情報までAmazonやその後ろに控える米国政府に漏出する恐れが生じる。Amazonは経営陣や技術者、企業形態も多国籍であるため、情報漏洩先は米国以外さえ考えられる。
 第二に、日本政府全体の基幹システムだけでなく、各省庁や自治体の個別システムも基幹システムに移っていくため、日本国内のIT企業は大きい打撃を受け、消滅の危機に陥る企業が出てくる可能性もある。
 さらには日本のITエンジニアを育てる技術的土壌が小さくなり、21世紀の日本経済を先導すべきIT産業自体が急速に衰えていくことが推測される。
  これら最悪の結果を招来する亡国政策は、当然採用してはならない。しかし、私が得た最新情報では、AmazonAWSクラウド・コンピューティング・サービスは次期政府共通プラットフォームのためにすでに1年近い準備走行を終え、事態は取り返しのつかないところまで来ているようだ。
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山崎行太郎氏の詳細かつ執拗な優れた批判があるが、小生が見る限り、一方でリベラル派がネオリベに甘いのはどうしたことか。
 もと全共闘を売り物にしてきた猪瀬直樹などもあっという間に小泉に取り込まれ、道路公団民営化を手掛けて得意になった。
 猪瀬の腐れ外道ぶりを批判したら、売れない落語家立川某がダイレクトメッセージで、小生に批判をするなと恫喝してきた。
「俺の知り合いだ、影響力などまったくなさそうなお前が、影響力のある猪瀬を批判するな」だと。
 この売れない落語家は、ツイッターでいかにもリベラル風なコメントを垂れ流しているが、今時の腐ったリベラル派の象徴であろう。
今私たちに敷かれている道が、どういうものか、社会構成体と外皮を覆う思想を分析することで、本当の敵は誰なのか、生活を破壊していく思想を執拗に批判することでしか、明らかにならない。
ネオリベについては、実はリベラル派もどきにも深く浸透してしまっていることが最大の問題なのである。そもそも、ネオリベを克服しようと世界の主流になりつつある、モダン・レフトという概念さえ知らない不勉強な連中である。
 
実質的に、種子法改正で国民は外資に食を抑えられ、生活基盤と民主的基盤の情報を米国に管理される。
こういうことを、主義にかかわらず、どこか日本人は無意識にいいじゃないかと思ってきたように思えて仕方ない。
【参考】
スティグリッツは安部にも野党岡田なもダメ出し】
 
【TPP交渉再開ー推進の黒幕官僚宗像直子】