1242人のコロナ感染者をだし、本日過去最高を更新して、大阪はとうとう予想通り医療崩壊をした。
この窮状は、心ある府民や医師が、何度も疫学的対策ができていないと批判してきたが、大阪府政は無策を続けた。
吉村知事は、子供がお祭りで興奮して騒ぎまわるように、テレビに出まくって、行政的規制を発して、府民をソフトに恫喝するに過ぎなかった。
橋下徹が登場して、堺屋太一や今の竹中平蔵を顧問に抱えたことの意味は、維新の会がポピリズムとグローバリズムによるネオリベラリズム政治思想としていることが明確になった。
すこしでも、政治や世界の思想潮流に触れた者なら、橋下の政治に危惧したであろう。
橋下維新の会の意図的なデマ肯定、二項対立的勝ち負け論法、マッチョな体質、これらに心ある府民は顔をしかめていたはずだ。
私もその一人であり、大阪からネオリベのセオリー通り「公共性」を潰し、消滅させていく政治に危惧した。
吉村はわずかに、若さと、橋下ほどの露骨さはないため、自分の本質をネオリベときずかせないような振る舞いで、下世話なおばちゃんたちの人気を衆愚政治の水準で維持している。
橋下が世代的に安直に身につけたネオリベによって、具体的に何をし、その結果現在大阪が医療崩壊したか、端的にまとめた画像をネットからいただいたので表示しておく。
これは医療制度または施設の側面からだけで、コロナ対策としては、疫学的対策が両輪としてあるのだが、疫学的対策の失敗はまた改めてまとめてみたい。