日本の魑魅魍魎、戦中特務機関から自民党から統一教会から日本財団から維新の会から立民党泉代表から国民民主玉木から連合吉野会長まで

批評家の西沢昭裕氏が、日本の国民と血税を蝕む魑魅魍魎の系譜を赤裸々に告発している。

以下西沢氏のFacebook2023.6.9の記事を転載させていただきます。

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団塊の世代」は堺屋太一(2019年83歳没)の造語として知られている。
 笑い話だが、むかし千葉の自民の男性県議が「団塊の世代」を「ダンコンの世代」と県議会本会議でやらかしてしまったことがある。
 悪徳商工ローンの顧問で食っていた茶髪の橋下徹弁護士を引き立てて在阪テレビ局に売り込み、アメリカ留学で新自由主義者に変身して帰ってきた竹中平蔵に目をつけて自民党政権に送りこんだのも経済企画庁長官だった堺屋太一
 30年かけて日本をこれほど低賃金の貧しい格差社会にした加藤寛(2013年没)と並ぶ新自由主義者の元祖とも言えるから、あの世で同じ大阪人の竹村健一(2019年没)らとともに堺屋太一も自らの不明を少しは恥じているかもしれない。
 さて、ここからが本論。
 上山信一大阪維新のブレイン気取りで、堺屋太一橋下徹を拾った生みの親なら、上山は橋下に拾われて松井一郎や吉村洋文(吉村は悪徳消費者金融武富士の顧問弁護士だった) に知恵をつけてきた人物。マッキンゼー出身の上山は今も維新が握る大阪の府と市の特別顧問。 
 この上山信一が「ZEN大学」の副学長なのである。
 「ZEN大学」とは日本財団と株式会社ドワンゴが提携して目下、鳴物入りで売り出している怪しげなオンラインのインチキ大学。
 ドワンゴとは、ニコニコ動画KADOKAWAドワンゴのこと。角川歴彦会長が五輪汚職で逮捕されたあのKADOKAWAドワンゴの親会社で現社長は夏野剛という曰く付きの人物。
 このドワンゴと組んで「ZEN大学」を立ち上げた日本財団の前身は競艇ギャンブルの日本船舶振興会。 
 統一協会文鮮明をバックに岸信介、児玉譽士夫らと国際勝共連合を1968年に創設し初代会長におさまった元A級戦犯笹川良一の潤沢な資金源がこの競艇ギャンブルだったことは言うまでもない。 
 いま、原発再稼働の電力資本の先兵になって与党入りを狙っている国民民主党玉木雄一郎はかつて日本財団傘下の東京財団の研究員だったし、「自己責任」なる醜悪な言葉を小泉純一郎と組んで流行らせた竹中平蔵東京財団理事長だった。
 笹川良一の三男が現日本財団会長の笹川陽平山梨県鳴沢村の別荘に歴代首相を2018年8月15日に招いて撮った写真は有名。笹川一族は競艇ギャンブルの豊富な資金源をバックに自公政権の閣僚に今も次々とありついている。
 あの松井一郎が悪ガキで高校を退学になったとき、父親が笹川良一の専属運転手だった関係で笹川が経営する福岡工大附属高校に転入し卒業できた。松井は笹川の競艇関係の電気工事の仕事をもらうなかで、競艇ギャンブルが「こんなにボロ儲けできるのか!」と、がぜん開眼し大阪へのカジノ誘致に維新が熱中するきっかけになったという話は有名。
 つまり「ZEN大学」とは維新の上山信一を副学長に迎えた維新ときわめて深い関係にある日本財団系列のいかがわしいオンライン大学なのである。(土地や施設への投資がゼロで適当にインチキ教授陣だけをネットで大宣伝して何も知らない若者たちを騙して授業料をふんだくるのがZEN式オンライン大学)
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 ところが、立憲の泉党首が▼こんなTwitter投稿を6月7日にしている。
 泉健太氏はアメリカのネオコンシンクタンクCAP (the Center for American Progress )との関係がバレたばかり。笹川一家が競艇ギャンブル利権を握る日本財団統一協会勝共連合と切っても切り離せぬ関係にあったことを泉健太氏が知らぬはずがない。
 立憲民主党辻元清美さん、蓮舫さん、小西洋之さんなどたくさんの立派な護憲派議員が悪法強行と必死で闘っているのに、いっぽうでは今だにとんでもない党首をかついでいるものだと言わざるを得ない。
 改憲突撃隊の維新に色目をつかって振られたばかりの泉健太氏が維新とネット上で大ゲンカをしているがあれは衆院選前に目立ちたい一心のパフォーマンスで、元々は彼の政治的師匠の前原誠司らの黒い人脈で地下でしっかり維新と繋がっている。
 連合の芳野友子会長も統一協会の重鎮だった松下正寿が理事長だった富士政治大学校の卒業生だから、彼らの野党共闘への敵意は実に根が深い。