「12.16カルト癒着の政治を終わらせ 地方選勝利・岸田退陣を拓く討論集会」 主催:12.16討論集会実行委員会

「12.16カルト癒着の政治を終わらせ
地方選勝利・岸田退陣を拓く討論集会」
主催:12.16討論集会実行委員会
第一部カルト政治を終わらせるために
カルト癒着政治・国葬強行と大軍拡・大増税を斬る
司会:つじ恵(弁護士・元衆議院議員)
雨宮処凛(作家・運動家)
第二部維新・自民打ち破る統一地方選
司会:戸田ひさよし(門真市議)
国会報告 大石あきこ(ビデオメッセージ)
統一地方選の戦略課題 木村真(豊中市議)、丸尾 牧(兵庫県議)
統一地方選勝利へのアピール 立候補予定者たち
司会のつじ恵氏からはこの間のぐちゃぐちゃの自公政治の評価と報告がありました。
白井聡さんからは、防衛費増税の内実、先制攻撃とアメリカの属国日本の危険な転換期について説明がありました。
雨宮処凛さんからは、日本の異常な貧困ー特に若年層の女性の貧困がこの二年とみに増えている、社会的矛盾が若い女性に集中的に表れるという意味で、異常な日本。少子化問題も深刻化するばかりだと。
第二部
戸田ひさよしさん(門真市議)から統一地方選の意味と勝利について。
れいわ新選組から5人の若い立候補予定者が紹介されました。
 
維新の若さに対抗できる、十分若い人たちです。
創価学会三世が脱会してれいわから、
また公明党活動家が決別してれいわから、
他は地道な市民運動、ユニオンなどの参加者たちのようです。
地方議会は維新の会が破竹の勢いで議席を独占してきました。「改革」という言葉に幻惑された若い人たちが多い。
しかしここ兵庫県内の5市長選市議選では全敗しました。
ネットにまとめられた維新の不祥事は4ページくらいスクロールしないと終わらないくらいなのに、なぜ強いのか。
保守層に、自民党と違う若い議員という今まで見たことのない風景をみせていること、また嘘でもデマでもひとの成果でも我田引水、維新の会の成果にしてどや顔をする。このどん欲さがパフォーマンスとして「やっている感」を保守層に新しい風景としてみせている。従って自公がじり貧となって、補完的に存在してきた野党も議席を減らしている。
これは私の表面的分析ですが、しかし現在有権者の意識のぼんやりした部分を射抜いていると思っています。
この若い世代から市民「改革」を生み出すことのできる野党は「相対的に」れいわ新選組」だけだといえるでしょう。
生きている政党、しかもまだ五年の未熟な政党ですから、細部の問題は多々あります。
シニカルに嗤うリベラルも多々います。しかし私は、若い人たちに期待します。
政治に完全性を求めたとき、私たちの世代はスターリニズムにまみれた世代を見ました。批判はしたが自らもスターリニズムを内面化したまま「全共闘世代」物神に堕落している人もいます。
ナチ党も地方議会から国政に進出し、少数党でありながらテロを駆使して政権につきます。
維新の会は放っておけば、ナチ党になりうるかもしれない。
あるいは、米国の戦略と同期する日本の保守政治家・大衆が、この増税をもって積極的に日本の「ウクライナ化」を望み始めているー野党も含めて属国を内面化したー改憲50%の国民は危うい稜線を歩み始めています。
地方自治体の潜勢力が、これからはもろに市民生活のクウォリティーの格差を拡大します。
特に統一教会の地方議員への浸透は、国会どころではありません。数百票の差で当落が決まりますので、地方選での統一教会の存在感は大きいようです。彼らの保守的な国権的ナショナリズムに垂直的統合を支える家父長倫理観は、地域の試行錯誤と改革を阻んでいます。
交付金で締め上げる集権的統治を絶ち、市民の自治能力を創出する、その転換点が今度の地方統一選だろうとみています。
賢明なフィアレスシティーを創出するときです。
そして地方から中央へ内戦の時代へ、などとは言いません((笑)。
あくまで、マルチチュードの総体的結束による「暴力=執行力」を確立する、それは全市民、世界市民との連帯による知恵の力です。
※なお、この集会の模様は後日IWJによってYouTubeにアップされるききました。
(持病のため、PCを長く操作できませんのでご容赦ね)
 

 

左から、司会つじ恵、白井聡雨宮処凛

会場熱気

森友学園追及木村真市議

丸尾牧兵庫県

戸田ひさよし門真市議(五期)

 

2023地方選北摂地区れいわ新選組立候補予定者五人

向かって左・木村真市議、右・つじ恵元衆院議員