(第2部)
・行動し発言する学生たち 司会 M.Y
・映像「若者の社会運動」
・現状報告 N.M(明治学院大) H.H(京大)
N.K K.A(近大)Z.K(神戸市外大)
・質疑、意見交流
・糟谷プロジェクトからのアピール 田中幸也
・今後の予定 黒瀬準
こんな感じで終了しました。
映画DVDは圧巻の70年反安保・全共闘運動の網羅的体系であり、60年反安保の映像も交えた学生青年労働者市民の反米独立民主化運動の大パノラマでした。これが全4巻もあるのですから、7000円はお安いものです。
でもこうした記録は、多くが東京物語で、関西や地方は漏れてくるので、京都でしかほとんど活動できなかった小生には手が出ませんでした。図書館などには購入希望を出しておきます。貴重な国民的資料です。
学生さんたちの、ほそぼそとした、当人にとっては大事な闘いなのでしょうが、聴いていて可愛さとユーモラスが先に立ち、ワンダフルでした。
それにしても、「連帯」も死語となり、オルグしても徒党を組めないもどかしさは、ともすれば悲観的になるだろう。
しかしそんことは、笑って楽しそうにやっていけばどこかで花開くものです。
イタリアの革命家フランコ・バザーリアはこう言いました。
「理性の悲観主義ではなく実践の楽観主義へ」。
でも、理論的実践という言葉も、70年には生み出されています。原理的な勉強をしてください。船橋君が京大院でカントをやっているとのこと、とても期待します。いま最も問われているのは哲学ですから。
ただ、考えている若者の決起の場の企画が成されずに、ネットの中だけに回収されてしまっている点が課題です。
これは大人の責任でもありますね。
大学が、単なる企業体となり、学問、自治が壊滅したなかで、学生たちの苦悩に「明るく」連帯したいと思ったものです。
なお、東京のメンバーが参加しないと寂しいな。
何人か従来のように参加を促していただきたいと、事務方にはお願いしました。
何はなくとも、顔を見ることが大事です、とアナログ世代は思っています。
(Facebookより転載)