いま革命は綱領から外しましたかね?
しかしそれでは組織戦略はどうなっているのか?
従来のスターリニズムのままであるように、私には見えています。
これを「外部注入論」と言います。
この2党だけは、市民社会の利害調整を議会政治(言論と立法)ではなく、暴力的(テロ)に解決することを暗黙に肯定しています。
さて、問題は一般原則は言論ー議会での調整ですが、言論と意思決定のクオリティーをあげる議会外活動をどうするか。
❶議会外での暴力的活動は許されるか。許されるとしてどこまで許されるか。
❷国家権力の暴力に対抗する暴力は許される民主主義の原則は、政党が大衆を
抑制させてよいのか。または共に立ち上がるべきか。
❸民主政の根幹の選挙に対するシニシズム勢力へは、暴力的破壊活動とみなして、
規制立法化が遅れている現状に鑑みてカウンテーの暴力は是認されるか。
または法的規制と必要か。
そして、本気で思い起こす必要があるのは、
❶ドイツにおける、共産党の失敗。
と組んで社民党を弱体化させた。
結果、ナチ党の国会焼き討ち事件を招き、自らが弾圧され、全権委任法
成立を招いた。
日本の大衆運動を潰した。
(自民、公明、共産ともにゲバルト部隊を編成し機動隊と共
に襲撃した)
謀して規制線突破をはかった学生たちを追いかけまわして機動隊の代行規制し
た。
ミサオは、左翼を排除した初めての画期的なデモであったと自賛し、いかがわし
い勲章をもらった。
これらを、総合的に考察して、政党と大衆運動の役割を、もう一度くる日本ファシズムへの対抗策を、具体的に考えておく必要があるのではないか。