プチ多忙のなかで、何も考えなかった❣「鈴村稔氏ウクライナ支援展」見学

プチ多忙でしたが、アップするのもどうでもいいようなものでした、億劫で放置。
本日で鈴村稔さんのウクライナ支援展(ウクライナ大使館後援)も終わります。盛況であったか?後で様子を確認してみましょう。まずFacebook6日にアップしたものだけ記しましょう。
 
先日は、鈴村稔さんのウクライナ支援の個展を挨拶がてら鑑賞。
共同開催となったウクライナ人女性の作品もあり、カメラマン、陶芸、俳句が趣味の東大教授建築家となんとも多才多芸な人だった。
ただ、俳句朗読を誰かがやったのだが、やはり外人俳句で日本の俳句とは異種のものだ。
どこかの句会に出入りしているようで、連れの老婆が沢山きていたが、聴いていると、俳句は庶民の文学ですからナンチャラ言ってるわけです。こういう認識している段階でこの句会は勘違いしてるんですね。
俳句は戦前盛んだったが、それでも俳人は4000人いたかどうかだと師匠の六林男は行ってましたよ。
 喩の転換と切れという韻文の叙述で、後はこまごました決まり事を駆使しないといけないわけで、こんなもの庶民が創れません。
相当修練しないと無理なのです。
外人俳句は、モドキであって、相当日本語に熟達しないと、まず韻文になりません。韻文が解らないのです。喩の多層的使用と切れなんてのもなかなか分かりません。
ですから、ほとんどが、三行分かち書き散文詩になっちゃてるのです。翻訳できる俳人もなかなか居ないから、ただ語学ができるってだけの詩人が訳しちゃったりしますから、ますますへんてこりんになるわけです。
ま、モドキで楽しむ分には好きなようになさればーというとこですね。
すぐ近くに鍵善良房があったから、久しぶりに「くず切り」を食べてきた。黒蜜と白蜜が選択できますが、黒蜜がおいしいです。気絶するほどうまいです、お薦めします。
学生時代バイトをしてましたから懐かしく、京都訪問ではほぼ必ず食べて帰ります。

マスコミを騒がしている自民党の数多の不祥事、この種の問題を扱ってビジネスの活況をていしている関係者にまかせて、冷ややかに眺めるしかない。もう飽き飽きしている。

原因も対策も解っていながら、なんの手も打てない状況は、もった根源的に問うしかないのだ。底の抜けた政治社会は底の手当が必要だろう。あらゆる言論が底に届いていない。

外人が褒めたたえる日本の治安の良さは、諸刃の刃で、政治街頭闘争を消滅させた原因でもある。またしても、外人に褒められると身動きがつかなくなる国民性。

散発的に噴出する通り魔的犯罪だけが、意思表示として日常の淀みを破砕してくれる。

明かに異常だろう。

 

(その他)

フーコーの生政治、3回セミナー。

成長を止める会 精神医療の自治論ー松本卓也の小論を手引きに

詩人添田馨氏の「中島みゆき」論拝受、未完のようだがかなり分厚い。

 

ウクライナ戦争二年、戦況硬直化の中の支援について

各地の数か所の市民団体から、二年たってウクライナ戦争に対するコメントを求められた。
私のような素人に求めるのは、初発のウクライナ戦争論が、恥ずかしながら専門家の発言に拮抗するものとして理解してくれた「現場」の妥当性があったものと思う。
ただの市民運動の端くれだから、今の硬直情況でもニュースに心を痛めるだけで思想を深めているわけではない。
それでも、みんながそれぞれ意見をすり合わせることが、大事なので、以下のような思い付きのメモを送った。
連絡します。
ウクライナの膠着状態で、みんな頭を抱えていることでしょう。
私は、この戦争は大国の思惑で管理された戦争と見ています。
十分論稿にするほどの熱意もなくなっていますので、コメント程度のことしか言えません。
管理されているので、ますますウクライナ支援をしなければと思うのです。
専門家や外交官が、国家を主体に、国家間ゲームとして語りますが、
私は一貫として人民のレベルで語ろうとします。
すると、ウクライナ人民は、ロシアから独立しようとする戦いを選択したという点で支持、
二つ目は、管理されているため一方的にウクライナ人民は非戦闘員であってもロシア軍から殺される。
だがロシア人民はウクライナ軍からとりあえず攻撃をされないので死なない。
この非対称性は、この戦争のウクライナ支持の決定的動機となります。
更に、ウクライナ政府から、徴兵動員され、男子は国外退出を禁じられている点でも、ウクライナ人民は自国の政府から戦争死を強いられている。
つまり、人民のレベルで語るとウクライナ人民の過酷さを思わざるを得ない。
これは国家を相対化する重要な視点です。日本政府と似て非なる支援です。
国家の歴史や国家の自国利益がらみの支援と離れて、人民による人民への支援が位置付けられる
必要があると思います。
従って、戦争をどうするか、停戦するかどうかはウクライナ国民の判断として、安全圏から高踏的に日本人がとやかくいうことは差し控えるべきだと思います。
支援内容は、ウクライナ国民の要望に沿った生活物資は従来通り、戦争忌避のウクライナ国民は全て避難民として受け入れる、ロシア国民の戦争忌避者も亡命者として受け入れる。
これは条件とか確認とかも必要かもしれないが、素人なので専門家の吟味に委ねる。
つまり、戦争から逃げたい人々の逃避地帯にするということです。
私たちは、過去にベトナム戦争で、戦争忌避米兵の逃亡を支援した経験があります。
ウクライナ国民もロシア国民も、戦争忌避を積極的アナウンスして亡命を促す。
(多分ウクライナ政府が最大の枷になるでしょう。ウクライナ国民が厭戦になれば当然敗北する。
しかしそれはウクライナ人民の選択として任せる事)
そのための避難の秘密ルートや、政府への法的にも生活条件にも整備を促す要望を検討する必要があるでしょう。
何の調査もせず、思い付きで今後の支援の在り方をメモしました。

 

これが個人でできるとは思わないし、いま鶴見俊輔小田実もいない。
空想で終わらせるか、人民の支援にするか、ロマン主義にしないことが大事だろう。
近代社会の設計図も‘無名の妄想思想家‘によって描かれたのだ。
カントは、狂気について新しい創造の起爆剤だと述べている。
狂気の例としてルソーに言及し、「この夢想家の熱狂がなければこの世界においては偉大なことは何ひとつとして遂行されなかった」と言い切っている。
その時代の権威となっている知識階層を知的に凌駕した。今は多くの賢明な人民がはるかに多いが、マスメディアによって人民自身が権威に拝跪し、集合的権力を形成し、人民による人民の抑圧が圧倒的に気づかないうちに行われている。
国家間ゲームの語りから人民(マルチチュード)の歴史記述へ、
これは私の世界平和戦略の「9条インターナショナル」、国家の相対化へつながるものだと思っている。

太田監督「沖縄狂騒国」を観た、佳かった❣ー於、十三「第七劇場」

昨日は、太田監督の「沖縄狂騒曲」(七芸で上映)を観賞。
作品はドキュメンタリーで、おもに現状の問題を告発し、基地を撤廃した場合の沖縄の起死回生の未来図を取材できていた点は、精彩を放っていた。これはすでに旧太田県政時代の未来図として、沖縄ではよく知られた見通しであるー即ちアジアの国際的ハブ空港とし、観光立国にする、またそれによって国際金融都市として繁栄できると。基地依存で食えているという利権派と奴隷への強烈なパンチである。
それにしても、映画監督はいい。こうして満員の観客が見てくれるのだから。
小生も十年前に長文の法的側面から沖縄の現状の問題を書いているが、誰も読んでくれた気配はない。
立ち見しかなく、途中から耐えられず床にへたり込んでなんとかー。今朝は足腰重症です(´;ω;`)ウゥゥ
 別に発見は、若い女の子から、「れいわの方ですか?」と声を掛けられ、曖昧な返事をしなが地域の政治をしばらく話し込んだ。
れいわ支持者が多く見に来ていたのではないのかな?
監督舞台挨拶にて花束贈呈。
口ほどになく元気そうで少し安心した。
まあ、体にはくれぐれもご自愛にうえご活躍して欲しいものです。
で、急いでマックへ飛び込んだ。
重なっていた「人権擁護セミナー」に遅れてzoom参加。
大いに収穫があった。
今の日本の各種人権の遅れ、統一教会自民党の人権抑圧イデオロギーが普遍化している原因は、儒教を上げる専門家がいるが、小生は違うだろうと言ってきた。
講師(関大準教授)が指摘したのは、明治の精神医療監置法がそのまま横滑りで、戦後家制度がなくなっても国家の最小単位=家族に責任を持つのかという治安目的にして、戸主から家族会や行政の首長に取り替わっただけだということ。
儒教の影響を全く否定はしないが、決定的なのは明治の家族の法思想が生き残り、健常者の社会は曲がりなりにも人権思想の成熟でいくらか「家の思想」は縮減したが、国民が無視してきた精神病者の世界は国家治安維持法を色濃く残したままだということ。
こうして国民の人権後進性は、LGBTや夫婦別姓など弱者を抑圧しているのである。
とりあえず忘備録メモ。
これだ小生は、やっと自分の直面している後見人制度の矛盾が理解納得できた。
すべてのリアクション:
窪田 誠、Ichiro Yoshida
 
 

告知 鈴村稔ウクライナ支援展(在日ウクライナ大使館後援)ー京都個展の案内

【告知】
ウクライナ支援展-京都個展

鈴村稔のウクライナ絵画展と
ガリーナ・シェフツォバの陶器展
余興 松崎 稔の俳句朗読
 後援 在日ウクライナ大使館
協賛 レストランキエフ 075-525-0860
期間 2024年2月27日(火)~3月3日(日)、10時30分~18時
場所  祇園小舎 
    京都市東山区四条通縄手東入ル北側 075‐551‐3848
鈴村稔さんは、戦争前ウクライナの風景の美しさに魅せられて全土を回って絵に収めました。点描がのような美しい淡いタッチの画風です。
また、横浜市市民運動の活動家でもあります。
近場の方は是非ご参加くださいませ。
ガリーナさんのことはよく知りませんが、キーウ出身、ウクライナ国立芸術建築アカデミー卒、現在東大客員教授建築家。
行き方は、阪急四条河原町駅から八坂神社方向へ四条通を少し歩いて、縄手のすぐ東辺りです。
なおレストランキエフは、そのすぐ北のプロムナード辺りの側の鴨東ビルです。歩5分。あらかじめ予約をお薦めします。
この辺りは最近行ってないので曖昧ですいません。現地で聞けばすぐ正確に解ります。

エリートの陥穽ー例えば上野千鶴子女史のこと

ずうっと友達の推薦に上野千鶴子が出てくる。
微妙やな。
余り好きでも嫌いでもないから、彼女を認知していてもさほどのことを識るわけではない。
もう早いもので10年も経つか、パク・ユハの「帝国の慰安婦」が出た後、パクを招いて大きな講演会が催された。
司会は上野千鶴子
韓国の慰安婦問題団体挺隊協などに連動していた日本の左派が、パクの提起した問題に戸惑い、右往左往していた。
 私はすでに1970頃から総連科学者協会や韓国左派の運動をナショナリズムの変形として批判していた。パクのそれらを日本の未解決のまま歴史から抹消する態度ともども串刺しにした批評性に感動した。とうとう出てきたな、と成熟を喜んだ。
従って、会の終わりに、質問が受け付けられて、私も提出した。
歴史事実=ファクトは、研究が進み左派の常識が大きく否定されるものも出てきた、これらにどう対応していくのか。
右派の修正主義に対応しきれていないのではないか、と。
これをみて、上野千鶴子は癪にさわったとみえて、
「偉そうに、こいつはナニモンなんだ、〇×△□!、」
と壇上から怒鳴りつけた。
恐かったぜー、
ナニモンなんだってか、70年代に総連系団体へ独りで殴り込みかけて、大立ち回りの末韓国女性を助けたモンじゃと啖呵を切ってやりたかった。そして壇上へ駆けあがりたい衝動を抑えて黙って上野の反応を見ていた。
この居丈高な勝気さ、これで女の道を切り開いてきた女傑。
だが私は、もう勝利感で満足だった。
自分の生活過程から問題を起案していかない、大上段からのこうしたヒューマニズムロマン主義運動を私は嫌いだった。
自分の地域社会の朝鮮人の差別や、逆の日本人へのルサンチマン、果てには南北人民の差別合戦には無頓着にダンマリを決め込んで、「美しく」連帯できる人たちだけの善意の輪ー否定はしないが、自分が傷つけば簡単に遠ざかる。
上野は確かに優秀だか、また介護保険制度を作った功績は偉大だが、エリートゆえの陥穽をみて痛々し。
「おひとりさま」を推奨し、われらバッタの群れの生き方に、ひとつの理念を照らしたかと思ったが、何のことはない、近年恋人の色川大吉とひそかに結婚していた。
色川の介護に法的裏ずけが必要のためと弁明されている。
多くの団塊世代の独り者(私もその一人)は、「おひとりさま」論に勇気づけられたものだったが、ずっこけた。
学問的業績と生きざまは同じではない、とエリートは「正解」をいうが、この歳になると、お前のできの良さは偶然に過ぎないのではないのか、努力は環境が保障されていたからではないのか、と沸々と思いが沸き起こるのだ。
そういえば上野に学問的業績としてのベストセラーらしきものがあったか?

火山優君に連帯し、「医療保護入院措置」を撤廃せよ❣

人権意識の低い日本人、火山優君の告発に強く連帯し、「医療保護入院措置」撤廃を❣

ファション化しているリベラル派が、ウィシュマやブラックの外人問題にはワイワイ騒いで、さも人権意識高い系を装う詐欺師ばかり。

日本のあなたの隣で人権を抑圧されている人々に、いつまでも目をつむらずしっかり正対すべきだろう。

行政が「善意」を装い、「医療」をでっち上げ、健全な児童を精神病患者にでっち上げて、人権侵害をする。下手をすれば廃人にしてしまうことが行われている。

NPO大阪精神医療人権センターの会員として、「医療保護入院」の廃止を強く訴えます。


www.youtube.com

(参考)高校生(仮名・火山優さん)への強制措置入院は悪質な人権侵害だ!! - 俳愚人 blog (hatenablog.com)

地獄の滝山病院朝倉院長と朝倉孝二理事が退任、法的責任を問わないとまた虐待病院を造るぞ❣

患者虐待の八王子・滝山病院、院長と理事長が辞任へ 看護師ら5人立件の監督責任とり

2024年1月31日 20時59分 出典 東京新聞
 東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」での看護師らによる患者虐待事件で、病院は31日、管理監督責任を認め、朝倉重延院長と運営する医療法人社団「孝山会」の朝倉孝二理事長が辞任する方針を明らかにした。このほか、外部の相談窓口の開設などにより、虐待防止策の強化を図る。
 病院が同日、都に提出した改善計画改定版では、一連の虐待行為の責任は、理事長や院長にあると明言。後任が固まり次第、速やかに交代するとした。
滝山病院

滝山病院

 計画では、都の指導や虐待防止委員会からの提言を踏まえ、外部の弁護士による相談窓口を設置するほか、現在約8%である看護師の常勤職員の割合を7月までに25%にまで引き上げ、責任の明確化と看護体制の充実を図るとしている。
 病院では2023年2月以降、患者への暴行容疑で看護師ら5人が立件された。病院は5月、都の改善命令を受け、改善計画を提出。これに対し都は11月、再発防止策が十分ではないとして、改善計画改定版の提出などを求める行政指導をしていた。法人が設置した第三者委員会は12月、理事長らの監督責任が問われるべきであるとする提言を公表していた。(渡辺真由子)

やっとここまで追求できた。

弁護団と各人権団体の皆様の格闘を高く評価します。

世の中は、精神医療問題になると、途端に見て見ぬふりをします。

そうして、またもや滝山病院のような暴行が日常化し、都と連動して通報があってもおざなりに隠蔽に加担して行政と持ちつ持たれつで莫大な医療費を分捕っていました。

この医院長は、以前も同じ事件を起こし、5年間の医師免許停止になっていました。

しかし、犯罪歴がないため5年たつと病院を造ることができるようです。

患者虐待で金儲けにしてきた朝倉院長は、今回辞任しても、法的責任を免れると再び同じ犯行を繰り返す可能性があります。

医者も、一度虐待をしたら、暴力団同様組長が連座するように、院長も立件するようにすべきではないでしょうか。