圧倒的な小沢支持と期待感−菅新内閣の期待度ゼロに等しい

昨日(2010,6,5,)午前中時点でのニフティの単純アンケートから見えるのは、

この閣僚に危機感を持ち、小沢支持者が圧倒していることである。

主要なところだけ。(対比率で表示)

1.菅内閣への期待度  

    期待できる600vsできない200vs不明400

2.菅内閣と小沢内閣ならどちらを支持するか 
    菅5vs小沢100vs解らない10

3.夏の参院選の投票

    民主党2000
    自民党300
    国民新党200
    社民党100
    公明党

少なくとも、現在までは組織的謀略投票はないと思われるから傾向としてはネット民意は反映されているだろう。

マスメディアの世論調査がいかにバイアスがかかっているか。

もう一つは、民主党は支持するが小沢への信頼度が圧倒的に強いということである。

民主党は、小沢ファンなくしては自民党以下になることを自覚しておくべきである。

ただ、この強い小沢期待感自体も、またマスコミの作り上げてきた豪腕イメージと小沢神話かもしれない。

ただ、この間の検察や理不尽な官僚・マスコミと親米隷属派からの攻撃に耐え抜き、ブレずに自分の政策を主張し続けてきた姿に、何割かの民主党支持者は神話が実態であって欲しいと願っているのかもしれない。

それほど政治と金という空虚な問題に振り回され、検察の暴走を止めなかった民主党員の人権感覚と権力チェック能力に疑問をもっていた人が多かったのだろう。

わたしもそのひとりである。

追記:個人的には、菅直人はかなり評価しており、何よりも好き嫌いを別にして、世襲総理ではない点は政治史にひとつのエポックを築いていることは確かである。

また、この政権は反自民党という性格から、新自由主義路線に走りつつも、一方で国民のライフラインへも配慮せざるを得ない政策は継続せざるをえないだろう。
ただ、その割合は少なくなり、単純な財政均衡論(財務省)へ傾斜していくものと思われる。