地方議会がクズだらけ、諦めが投票率低下を招く

統一地方選 投票率低下の背景
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3369726

これだけ維新の会の不祥事にあけくれてきた大阪なのに、また維新が多数当選、もうこれは選挙民がクズになっている証拠だ。

クズがクズを選ぶ町に、選挙以前にもう住みたくないと思っている者としては、今回も投票なんか空しくて空しくて…。

とにかく無責任、チンピラ、金亡者、詐欺師、こんな性向をもう一度思い出したみろ!

某スポーツ新聞より−
橋下、上西小百合支援演説。

「(上西は)ただ、演説はたどたどしく、言葉に詰まる場面も。これを橋下氏が「政治はグループでするもの。彼女は新人ですが、組織では優秀な一兵卒です。(一般市民に近い)こういう感覚の人を国政に送り込んでもらいたい。あとは僕に任せてください」と絶妙フォローで、観衆から拍手を浴びた。」


橋下は、自分の発言と行為に責任をもつのが筋ではないのか?
維新の会の独裁的な内部体質が伝わる事件であったといえる。

元小泉私設秘書安倍内閣参与飯島薫「ひみつの教養」の著書を、野尻民夫氏が書評として「LITERA」に掲載した記事の抜粋。
なおこの中の評価や批判は野尻氏のものなのでお断りしておく。

①バカを起用、敵をつくれ
「ここは思い切って『バカ』を徹底的に利用するのがいい。明らかに能力不足の部下であったなら、むしろ大きな権限を与えて重用する。その部下は大喜びするだろうし、自分に対して敬意を払う」

 逆に有能な人材を重用しても、それは当然だと思われ感謝もされず、自分を軽視さえする。しかし「バカ」を重用すれば恩を感じて絶対的味方になるというのだ。

実力主義は組織存続のための最小限にとどめ、人材登用はまず『敵』『味方』で行うのが現実的な知恵だ」

②卑劣な無責任に徹しろ
「会社のスキャンダルが表沙汰になったら、一切の責任を誰かに押し付けて、一目散に逃げることをお勧めする。(略)設備投資がほとんどなく、アイデア一発勝負で起業でき、慢性的人手不足のIT産業なら、重大な不祥事が明るみにでた時点で退職金をもらって遁走すべきだろう。
 投資関連会社なら、大金を稼ぐなり、ノウハウさえ盗みなりすれば、あとはどう蒸発するかを考えたほうがいい。このような業種にいるのならメディアや捜査当局と戦うメリットは一つもない」

 さらに、メディアや捜査当局と対峙しなければならなくなっても、明白な違法行為でない場合は、「価値観の違いであると強弁すること、絶対に謝ってはいけない」と断言する。

③詐欺と欺き
違法農薬を使った中国産の米の売買が発覚した場合を例に、会見での具体的発言をレクチャーする。

「『商品の回収など生ぬるいことでは問題を反省したことにはならない。現地法人の経営者を即刻クビ、法人を解散させる』と、記者をびっくりさせる大げさな幕引きをするという手もある。後日、同じ人間を経営者に、別の名前の会社が、同じ場所で発足するという算段だ」
メディアの追求は一過性のものだから、時間が経てば後追いしないと飯島氏は嘯く。

④議員へ脱法行為のすすめ
飯島参与はこれまで数多くの閣僚の身体検査を行ってきたが、ほとんどの政治家は怪しい領収書の一枚や二枚は必ず出てきたという。そこで指示するのが政治資金収支報告書の“修正”だった。

「収支報告書はいくらでも修正できる、という特徴を最大限に利用し、閣僚候補の報告書から怪しい領収書が見つかった場合は、ただちに怪しげな記載事項についての修正を行わせていた」

 収支報告書の“修正”ではなく“改ざんのススメ”ともいえるものだが、飯島参与はこれを自分の手柄だと言わんばかりに自慢し胸を張る。そして小渕議員に関しても問題発覚の経緯から十分に“改ざん”が可能だったと主張する。

「実は小渕氏の政治資金問題を最初にスクープしたのは『週刊新潮』ではない。スクープ記事が発売される約一カ月前、内閣改造直後の九月一八日付の「しんぶん赤旗」が、『小渕経産相。第三の“財布”/企業・団体献金二七五八万円』と報じている」

 よって「しんぶん赤旗」の報道が出たときに、さっさと収支報告書を“修正”していれば、辞任することもなかったと、小渕事務所や経産省に説教するのだ。

それだけではない。同じく“うちわ”問題で辞任した松島みどり元法務相についても、「私は四〇年以上選挙に関わっているが、社会通念上「うちわ」に見える公職選挙上の『法定ビラ』など無数に存在している」として、こう断言する。

「そのまま突っぱねればよかった」


⑤ご都合のいい事実をデフォルメする
「経済的に厳しい状況に置かれていた辺野古地区では、村の発展の決め手として米軍誘致を決定、村長が村議会議員全員の署名を集めて、米軍の民政長官に陳情したという。慎重に対応していた米軍側も、村の熱心な陳情と、海兵隊の訓練場の必要に迫られたことから、誘致に応じたそうだ」
「(それなのに)現在の辺野古には、東京からカネを巻き上げることしか考えない住民、他県出身者の反対派左翼運動家も流れ込み、ますます事態を複雑にしてしまった」

 都合のいい部分を抜き出して事実をゆがめる手口も安倍首相そっくりではないか。このひどい政治状況はもしかしたら、頭の悪い暴走首相と卑劣な政界仕掛人の合体がもたらしたものなのかもしれない。

官房長官安倍総理の発言がご都合主義、対処は強引、反対派は徹底的に侮辱し妥協をしない、反対意見にはすべて敵として左翼のレッテルはりして対話しない、マスコミの一過性を最大限利用する無責任、これらは飯島の指南のうちにあったのかと知ると、すべてが氷解する。
同時に、このクズたちが、「美しい日本」だとかいって教科書に学説ではなく歴史修正主義の単なるイデオロギーしか載せさせない強圧が、まったく「美しい国」ではなく、亡国の背徳であることが露呈されているのである。