テロは個人の自己責任ではない、あんたが勧めたも同然だ!!ー岸田総理テロ未遂事件

木村隆二の犯行動機が徐々に推測できるようになってきた。
参院選立候補を目指したが、年齢30歳制限に抵触して、立候補叶わなかった。
地元の元自民党議員の政治報告会に出席し、質問していた事実も明らかになった。
しかし人が我を忘れて暴力をふるう時は、きっかけは一つではなく様々な鬱積の結果と見る方が妥当だろう。
 また発煙筒ではなく鉄パイプ爆弾で、軽症者もでている。
複数本もっていたこと、ナイフも所持していたとのこと。
立派なテロ未遂事件である。
それにしても、本人にすれば、未遂はさぞ残念だろう。
完全黙秘を貫いていることも立派である。
自己責任が定着した日本の民衆は、木村の個人問題に集中するが、この閉塞感が青年に想像以上に政治的主張を抑圧し、表現の方法さえ誘導できないまでに管理されてしまったことを教える。
テロにはかならず社会関係をもっており、政治主張が健全に発露されないことを背景にしている。
その方向に原因究明が向かわない報道、文化人はテロ誘発の土壌を作っているのだと自覚した方がいい。
「識者」「コメンテーター」は警備強化の発言ばかりだ。
岩田明子(安倍晋三のポチ元NHK記者)など、得々として、警察が顔認証システムを導入し始めたからもう安全になりますと述べている。
権力を内面化して、権力を身体化してしまった岩田は権力のクリトリスか!!
ただ爆弾テロは、あまり勧めない。
火薬の調整がむつかしく、量を間違うと広域の人びとを殺傷する。
句友であった大道寺将司は、三菱重工爆破事件では鉄橋爆破用に作成した爆弾を、そのまま三菱重工玄関に置いた。
そのため死者8人、重軽傷者300人という大惨事になってしまった。
彼は終生それを反省し悔いて獄死した。
方法としては、山上徹也の銃撃の方が妥当であろう。
それにしても、世間様は山上に対して安倍晋三遺族に謝罪しろとか、関係ない安倍を射殺したとか、頓珍漢なことをいっている。
この世間様とは関係の無意識の集合体であることを、理解できないからテロが起こるのだ、ということを大人は口酸っぱく言い尽くさないといけない。
本当に俺には関係ない、テロが目の前であってもは被害を被らないと思っているなら、口もだすな!