今夜(2013.6.19)の「映像の世紀」はよかった。
書き始めると止まらないくらい色々思い出があって、寝れなくなりそうだから止めとく。
一つだけ忘れないうちにメモしておこう。
また、60年代新しい世界を発見する船であったとも。
貧しい学生時代にビートルズを聴く機会は意外に少なかった。
ステレオどころか、テレビもラジオもなかったから、喫茶店で聞く程度だった。
年取るごとに味がわかるようになって、CDも全アルバムを持っている。
衝撃は、娘の音楽の教科書に「レットイットビー」が載っているのを知ってオッたまげた。
なにか換骨奪胎されたビートルズのような気がして落ち込んだ。
それより少し追いたかったのは、ビートルズのその後の長い影響力だ。
しかしみるみるバルト三国は独立に進んでいく。
初代大統領はその劇作家だった。
リトアニアは、こうした音楽の影響があったのかどうなのかはさだかではない。
またこのころ、東独ではジョーン・バエズがやはり音楽祭だったか単独だったか訪問して歌を披露している。
私は、音楽に疎いし、ただ癒しにきくものだという程度の認識だったが、音楽が直接人々の情動を震わせ、自由への精神をうねらせるという影響力に驚いている。
こうした東欧圏にどう影響し、ソ連離脱運動を醸成したかもっと詳細の報告が欲しい。
まだまだ分からないことは多い。
ウクライナはなぜ非暴力闘争を組織化できなかったのか。